クソ映画・オブ・ザ・イヤー 2020

 




2020年はかつてないほどクソ映画が大豊作の年でした。


こんなにも浴びるようにつまらないZ級映画の連打を喰らったことはありません。

これは一体なぜなのか。

これまでクソ映画の主な配給会社と言えばプライムウェーブ、コンマビジョン、彩プロ、アットエンタテイメント、チャンスイン等でしたが去年の後半あたりからアマゾンプライムがこのジャンルに本格参入し始めました。



アマプラは2020年はそれはもうあり得ないほど大量のクソ映画を垂れ流してくれたのです。

おかげさまで私のブログはもはやアマゾンの便所と化しました。



驚くべきことに、クソ映画オブザイヤー2020ノミネート全33作品中、20作品と半分以上がアマゾンプライム配信作なのです。何でも業界トップを獲りに行ってそうな超巨大企業とはいえ、何もクソ映画の世界でも1位を目指さなくても良さそうなもんですが。まあ、アマプラはただプラットフォームを提供してるだけで、有象無象の自主製作映画?が勝手にアップロードされてるだけという見方が正しいのでしょうが…。



ところで昨年のクソ映画オブザイヤーの記事は、年間ベストの記事より5倍以上もPV数が多かったんですよね。やっぱりみんな良い映画の記事よりクソ映画の記事の方を読みたいんでしょうね。もちろん私もそうです。



一般的にはこういうワーストランキングも劇場公開されたようなメジャー作から選んでいる人が多いかと思われますが、当ブログでは知名度が極めて低いガチのクソ映画を選んでいるのでその辺はご了承下さい。こっちは遊びじゃあないんですよ。


ということで、今年も15位から発表して行きたいと思います。

厳密に言うと昨年末配信開始の作品も結構混じってますが、まあそこはテキトーに。




15位 サーカスは2分で終了



「フィアー・サーカス」


サーカスしてない度:★★


イギリスのマーク・ポロニアことアンドリュー・ジョーンズ&リー・ベイン作品。

殺人サーカスが主題なのかと思いきやそれは冒頭の2分で終了してしまい、あとは何かよくわからん人間ドラマ?がダラダラグダグダ~っと。

まぁこれでもアンドリュー・ジョーンズ監督作品の中ではまだましな方ではあります。

奴の本気はまだまだこんなものではない。




14位 パリピもびっくり



「インスタ・オブ・ザ・デッド」


インスタしてない度:★★★


ただのクソッタレなZ級ゾンビ映画に過ぎませんが、コンマビジョンの巧みなデコレーションによりまるでゾンビがインスタにハマっている楽し気な珍作のように見えてしまった作品。ジャケットはすごく面白そうに見えますが、中身は正真正銘ただのゴミです。本当はそんなこと全然言ってないのに嘘字幕でインスタインスタ言わせてるのもうほんとにコンマビジョンさあ…




13位 日本よ、これが冷め映画だ



「スノーシャーク/悪魔のフカヒレ」


冷めてる度:★★★


クソサメ映画としてもそんなに見どころもない、わりと真剣にどうしようもないクソサメ映画。でも例によってコンマビジョンの卓越した宣伝力とキャッチコピーのセンスによってとても面白そうに見えてしまう。でも、中身は正真正銘ただのゴミです。まあこんなの配給するなんて慈善事業も同然だしクソサメ映画大好きだからどういう扱いにしようかな、と悩んだけどワーストに入れてあげないと逆に失礼なくらいのクソ映画でした。




12位 そのメロディを聞いてはならない



「デス・オルゴール 恐怖の旋律」


何もしてない度:★★★


庭に埋まっていたオルゴールを掘り出したら、女の子の霊が!

というのはいいんですが、別に除霊とかなんもしないでただオルゴールを埋め直すだけで終了です。誰も死なんし。これをホラー映画と言ってもいいのかどうか。尖ってるところが何もない分よけいにつらい。





11位 痛快サスペンス!



「リベンジ・プラン」


意味不明度:★★★★


わけのわからんクソ映画、Z級映画にやたらめったら出まくっているエリック・ロバーツですが大抵脇役なので主演を張ることは少ない。が、本作はそんなエリックの卓越した演技力が存分に楽しめる素晴らしいクソ映画です。内容は意味不明にもほどがあるので誰か観た人がいたら解説してください。




10位 監督が火あぶりにされるべき



「ダーク・デスティニー 魔女の谷」


眠くなる度:★★★★


アンドリュー・ジョーンズ&リー・ベイン作品その2。

映画作品というよりは、観客を眠らせて悪夢を見せる目的で作った洗脳映像といった趣き。10位から上は確実に観客に大ダメージを与えてくるので素人はうかつに再生すべきではありません。





9位 予算がないんだから妥協を知らないと…



「ジュラシック・プレデター」


やる気ない度:★★★★


アンドリュー・ジョーンズ&リー・ベイン作品その3。

同じ監督&主演の作品が3つも入賞してしまうとかこいつらどうなっとんねんと思われるでしょうが、この作品は本当にひどい。軍人が恐竜と戦うのかと思いきや、ただヘリに場所を教えるだけで終了ですからね。ジュラシック映画としても前代未聞の展開ですよ。しかもこれ配信じゃなくてレンタルDVD出てましたからね。




8位 死をもって償え!



「デンジャラス・ゲーム 危険な復讐」


理解させる気ない度:★★★★★


今年観た中でもトップクラスに意味が分からなかった映画。

あまりにもわけが分からなくて、感想記事も大体本編と関係ないただの日記みたいなことを書いてしまっているのですが、なぜか検索流入が結構多くて複雑な気持ちになりました。

どうでもいいけどこんなんでもランス・ヘンリクセンが出演してるんですよね…





7位 この劇場、呪われている



「アミティヴィル・シアター 悪魔が棲む場所」


手抜き度:★★★★★


何かと息の長い「アミティヴィル」シリーズですが、最近はフランチャイズどころかフリー素材と化したようで、正当な続編でありながらあり得ないほど低品質な作品が乱発されホラーマニアを苦しめています。



6位 空や白い壁を眺めていた方が有意義



「ドラキュラXO」


虚無度:★★★★★


ドラキュラが出てくる映画っていまいち面白くないイメージ(偏見)があるんですが、これはその中でもぶっちぎりで異次元レベルにクソつまらなかった映画です。その辺でアリンコがエサを運んでいる様子を眺めていた方が100倍エキサイティングだと言えます。




5位 怒ミサイルじゃなかった



「エイリアン・ドミサイル」


スカスカ度:★★★★★


「エイリアンZ 超感染」の正式な続編。

前作はそこまで度し難いクソ映画ではなかったんですが、なぜか出てしまった続編は生きる気力を根こそぎ吸い取られるほどつまらない。

無料で配信するのではなく、観た人に金を配ってほしいレベル。





4位 究極の虚無



「ハウス・オブ・VHS」


苦痛度:★★★★★★


「エイリアン・ドミサイル」より酷い映画なんてそうそう出ないだろ?出ないよな?という先入観を完膚なきまでに打ち砕いてくれた超弩級のくそったれフランス映画。これより酷い映画なんてもうねぇよ!!と言いたいところですが、これでもまだ4位です。




3位 独居老人を眺めるだけ



「ドールズ 異質な同居人」


認知症度:★★★★★★★★★★★★


ここから先は、これまでとはちょっとレベルが違います。

特にこれはかなりの衝撃でした。だって200円払って見せられたのが、認知症のばあさんの日常生活だったんですよ。こんなんで金取るの?え?マジで?と目まいがしましたよ。なんかちょっと芸術映画っぽい思わせぶりな演出もありましたが、基本的にばあさんの認知症的行動を延々見せられるだけですよ。その辺の老人を捕まえて眺めた方が多分面白いですよ。





2位 最狂の電波



「ドクターブラック 殺しのバイブル」


毒電波度:★★★★★★★★★★★★★★★


これはマジでヤバイ。

どうヤバイのかは感想記事に詳しく書いてあるのでそちらをご覧になって頂きたいところですが、端的に表現すると「ストーリーも映像も何もかも完全なるキ○ガイ地獄」と言う他ないシロモノです。

しかもこれ、DVD出てますからね。




1位 地獄の炎に焼かれる



「ヘルゲート 地獄の門」


糞度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


さて、栄誉ある2020年度No1.クソ映画の座は満場一致でこちらの作品となります。

コレを観ている間はあまりに苦痛すぎて何度もゲボを吐きそうでした。


感想記事を読み返してみると、「デビルシャークよりひどいかもしれない」と書いてあります。あのデビルシャークよりひどい映画がそうそうあってたまるか!と思われることでしょうが、これは「かもしれない」ではなく確実にデビルシャークより面白くないです。いや、今思うとデビルシャークって実は結構楽しい作品だったのでは?という気がしてきました。







次点


惜しくも紙一重で入賞できなかったクソ映画がこんなにたくさんあります。


「THAT/ザット ジ・エンド」

「サタン 悪魔の子」

「デイ・アフター・トゥモロー2020」

「コマンドシップ 恐怖の指令」

「ハイドアウト」

「SNS殺人動画配信中」

「アミティヴィル・アサイラム」

「2020 世界終焉の日」

「アルマゲドン2020」

「サイキッカー 超人覚醒」

「ウィジャ・エクソシズム/エクソシスト・ゲーム」

「ブラック・ストーン 呪いの召喚石」

「アポカリプス・ロード 戦闘女子」

「サイコパス 連続殺人犯たちの夜」

「Re:エディット 最恐演出」

「アメリカン・マミー アステカの生贄」

「トップガンナー」

「エクソシズム 父と娘、戦慄の戦い」



いやー、本当にいっぱいありますね。

これでも相当に厳選したつもりなんですけどね。

今年はプライムウェーブレーベルの作品が全部次点止まりだった、っていうのが地味に衝撃的でしたよ。ちょっと前まではこのジャンルでは右に出る者が無いほどクソ映画力の高かったプライムウェーブがね…。来年こそは捲土重来の年として頂きたいところですね。




あと番外編として、私が最後まで見ることもできず、ブログ記事を書くことすら不可能だった作品も挙げておきます。


「エクソシズム・ライジング」

「キャプティブ 闇に生きた男」

「デビルズ・フォレスト 悪の連鎖」


こいつらはある意味1位より上と言えるのかもしれない…。

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