「デイ・アフター・トゥモロー2020」 感想  帰ってきたプライムウェーブ 

概要

原題:ARCTIC APOCALYPSE
製作:2019年アメリカ
発売:プライムウェーブ(ニューセレクト?)
監督:ジョン・コンデリク/エリック・ポール・エリクソン
出演:ジョエル・ベルティ/ジェニファー・リー・ウイギンス/ローレン・エスポジット/チャールズ・タウンセンド/アナ・クリステンセン/ブレイク・ダン

《極寒の終末》がやって来る
突然の気候変動により、地球は新たな氷河期に突入した
アメリカが、ヨーロッパが、アジアが、猛烈なブリザードに呑まれてゆく
人類は《白い地獄》を生き抜き、新たな希望を見つけ出せるのか
神は人類を見放したのか?《絶対零度》氷河期パニック最新作!
(↑プライムウェーブHPより)

予告編




感想


ついこの前、クソ映画専門配給会社であるプライムウェーブの解散を惜しむ記事を書いたばっかりなのですが、今月も普通にプライムウェーブ印の毎度おなじみアサイラム製ディザスターパニック映画の新作がリリースされてしまいました。

こ…これは一体?
解散したんじゃなかったのか?

「さようなら、ドラえもん」で感動の最終回だと思って泣いたら、次号で普通に「帰ってきたドラえもん」が掲載されてた時のような気分です。

それとも遺作か? けど来月の新作予定もHPに載ってるし…
会社は無くしてもレーベルだけは残しておくってことなのかなあ…。




ま、どうでもいいか。

さてデイ・アフター・トゥモローと言えば氷河期ネタのディザスターものですが、前作(というのもおかしいが)のデイ・アフター・トゥモロー2018は氷河期ものでありつつも寄生エイリアンと人類との戦いを描いた盛り沢山の珍作でした。なので、本作もただの氷結系ディザスターパニックではないかもしれない、という期待があったのですが…


別にただのディザスターパニックでした。
しかも極限まで手を抜いてやがる!


ここ最近のアサイラム製ディザスターパニック映画の手抜きぶりは目に余るものがあります。もはや完全に社内でテンプレート化されており、流れ作業的に超短期間でこしらえてるとしか思えない。製作者の情熱とか魂がまるっきり皆無。サラリーマンが嫌々作ってるような雰囲気すらあります。

ちなみにどういうテンプレかというと、大体こんな感じです。


・とりあえず何かしらの天災が発生
・離れ離れになった親子
・パパとママは科学者
・「あの子なら大丈夫よ」
・場当たり的に襲ってくる局所的災害
・出会った民間人をテケトーに助けていく
・中盤で親子が再会
・壊滅的なCG
・地割れに落ちる
・軍の基地へ行けば助かる
・でも基地には行かないことが多い
・ついでに吹き替え声優も毎回同じ


マジで毎回こればっかりの金太郎飴状態。
ここまで同じならわざわざ新作を作らなくても、旧作のパッケージだけリニューアルして出せばいいんじゃねえのとコンサルティングせざるを得ない。誰も気付きませんよ。

一応本作ならではのツッコミどころとしては、
絶対零度の嵐とか大げさに言ってる割りに全然寒そうじゃないってことです。
路面も出てるし雪は融けかけだから普通に春先に見えるんですよ。
つーか絶対零度ってよく言ってるけどそれ全ての原子が停止してる状態ですからね。

私の棲んでるとこなんて今日(2/6)は最低気温マイナス24℃でしたが、ハッキリ言ってこっちの方が圧倒的に寒いんですよ。リアルデイアフタートゥモロー状態なんですよ。外を歩いていると血液まで凍り付きそうでした。

そんでもってクライマックスで襲ってくるのは地震と暴漢なんですよね。
寒波じゃないの。最後まで全然寒そうじゃないの。
そして異常にテキトーなエンディング。さすがにいい加減すぎて変な笑いが出ました。
端末一つで地球規模の嵐が解決するのか?
もう何やってるのかさっぱり分からんよ。



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コメント

  1. この映画マジでごみすぎ。雪崩が横から来てたのに、急にうしろからくるし、オオカミも急にいなくなったし意味わからない。ほかにもめっちゃ欠陥あった。でも、突っ込みどころ満載である意味おもしろかった。

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    1. コメントありがとうございます。
      「2017」も「2018」も大概ひどかったんですが、「2020」は文句なく最低の出来栄えでしたね。めっちゃ欠陥があったというか、欠陥しかない。
      それを愛でられるようになったら立派なクソ映画マニアですよ。

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