2020年 好事家的映画ベスト10

 


2020年ももう終わってしまいそうです。


なんだか今年もボンヤリと会社と自宅の往復をしているだけで終わってしまい、後は家で映画を観たり漫画を読んだりしているだけで何の刺激も成長も無く惰性に身を任せたような淀んだ一年だったなあと思います。ブログだけは熱心に書きましたけどね。多分残りの人生もこんな調子で大したイベントも起こらず緩やかに死へ向かって行くばかりなのでしょう。つくづく素晴らしい人生だなあ。



それにしても今年は映画をたくさん観ました。いや、劇場公開作は少なかったのでほとんど配信かレンタルですが、数えてみると230本近くもの新作映画を観ていたようです。例年だと多くても150本くらいなので驚きの5割増し。旧作も入れると270本以上観てます。アマプラがむやみにクソ映画を大量供給してくれたのが効いたようです。



それだけ観てるならさぞかし目が肥えていて玄人っぽい年間ベスト10を選出できるんだろうな? と思われるかもしれませんが、全くそんなことは無いのが悲しいところ。私は世間の評価とかほとんど気にせず手当たり次第に観てるんですが、そういうやり方だと「本当に面白い映画」など30~40本に1本あればいいくらいの確率なんです。ドブをさらって砂金を得るより効率が悪い。ちなみにそういう作品には「殿堂入り」ラベルを付けてますが、今年はたったの6本でした。



ということで何の参考にもならないとは思いますが、こういうやつもいるんだ的な感覚でご覧ください。



あと、厳密に言うと昨年公開の作品も混じってるかもしれませんが、東京だけで公開されてもこっちでは観れないのでそういうのはDVD発売日を基準にしてます。




10位



「パスワード:家」 



監督がコメントしてくれたからっていうわけじゃないけど、今年山ほど観たアマプラ配信作の中ではこれが一番面白かったです。しかしこの邦題はつくづく意味が分からんダメな邦題ですな。日本人が日本語で「家」なんてパスワードを入れるわけないんだからさ…。

そのせいであまり注目されないかなと心配したんですが、その後案外話題になったようで安心しました。アマプラにあふれる謎映画の一つだろうと中身が良ければみんなちゃんと観るんですね。





9位



「ペット・セメタリー」(リメイク版)



劇場へ見に行ったらポスターでネタバレされたやつ。

89年版との大きな違いなんてたった一つしかないんだから、そのたった一つのサプライズをネタバレするのは心底勘弁してほしかったね。まあ、中身は良く出来てたし劇場から帰って来てすぐkindleで原作を買って久しぶりに読み直す程度には盛り上がりました。





8位



「海底47m 古代マヤの死の迷宮」


★★


地元でやってくれなかったのでわざわざ電車で1時間半かけて観に行ったけど、前作よりは多少落ちるかなという印象の続編。それでも、劇場公開クオリティのA級サメ映画というだけで大変ありがたい存在。ヨハネス・ロバーツはバイオハザードのリブートなんぞやってないでサメ映画だけ撮っていればよろしい。





7位



「ドローン」


★★


ドローンと殺人鬼の霊が合体して襲ってくるという心底くだらなくてアホ臭くてゆる~いバカホラー映画。だが、それがいい。私はこういう映画が観たくて世の中の辛い諸々に耐えながら生きているんです。





6位



「デッド・カーニバル」


★★★


今この記事読み返すとえらいハイテンションで絶賛してますね。なんかすごく恥ずかしくなってきた。しかもこれ、世間の評価は別に全然高くないしむしろ酷評され気味ですからね。まあ、私の感覚が世間と著しくズレてるなんて今更ですが。でも馬用アナボリックステロイドを注射して超強化された極悪カウボーイ軍団が襲ってくるなんて面白すぎると思うんですがね。





5位



「ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男」


★★★


極めてシリアスで格調高い人間ドラマのようでいて、殺人ウイルスを撒き散らすビッグフットとの戦いもしっかり盛り込まれている変な映画。高級料亭のコース料理の途中でうまい棒が出てきたような感覚といいますか…かなり印象に残るユニークさを持つ作品でした。





4位



「処刑山 ナチゾンビ VS ソビエトゾンビ」


★★★


こんなどう見てもクソ映画みたいなタイトルなのにめちゃくちゃ出来がいい時もあるからこの界隈は面白い。でもこれは劇場で見たかったな。





3位



「透明人間」


★★★★


これは私が何か言うまでもなくみんな高評価してるでしょう。

個人の好みどうこうではなく客観的に見ても素晴らしい出来。

改めて書くことはあまりないです。




2位



「ブラックシープ」


★★★★★


製作は2006年ですが日本には今年になってようやく入ってきた作品。

長年の間に膨らみきった期待にしっかり応えてくれた傑作でした。

草食動物が襲ってくるアニマルパニックの中ではベスト級のクオリティと言っても過言ではないでしょう。これを機にどんどん草食動物が襲ってくるアニマルパニックが製作されることを祈るばかりです。




1位



「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


カンタン・デュピュー監督の1作目「ラバー」を観た時は何だこの変なクソ映画は!?と思ったものですが、まさかその後こんな神懸かり的傑作を生みだしてくれるとは驚きでした。と言ってもこれも世間の評価が高いわけでは全然なさそうなんですが、少なくとも私の中では今年どころかオールタイムベスト10に入れられるくらいのお気に入りです。発想も展開も著しく常人離れして尖りまくっており、好事家にはたまらないものがあります。








次点



11~15位はこんなところですね。


「テネット」

「囚われた国家」

「インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者」

「ブラック・ボックス」

「4ルーザーズ」


上の4つは客観的に見てもそこそこ妥当な線だと思いますが、「4ルーザーズ」は世間ではボロカスなのでなんだか寂しい気持ちになりました。去年も私は「マッドネス 闇に潜む者」という超低予算映画を結構持ち上げたんだけどアマゾンでもフィルマでもボロボロのケチョンケチョンに言われていて、やはり私はクソ映画に浸かり過ぎて感覚がおかしくなってんだな…と思わされてちょっと落ち込みました。


ま、大して誰も興味ないであろう私の年間ベストはこのぐらいにして、さっさとみんな大好き年間ワーストランキングの作成に取り掛かるとします。こっちの方がいっぱいありすぎて手間と時間がかかるんですよね。

コメント

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  2. 2020年のトップ10リストに低予算映画「h0us3」を含めていただきありがとうございます。それは私たちをとても幸せにします。 :-)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B08DKKMW6V/

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    1. まさかこちらの記事にまでコメントをもらえるとは…
      ありがとうございます。
      「h0us3」は大変素晴らしい作品でした。

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