概要
原題:Out Came The Wolves
製作:2024年カナダ
配信:u-next
監督:アダム・マクドナルド
出演:ミッシー・ペリグリム/デイモン・ラニアン/ジョリス・ジャースキー
人里離れた森の小屋へやってきたソフィーとノーラン。フードライターであるノーランは狩猟体験を記事にするつもりだった。だがソフィーは狩猟を引退しているため、幼馴染のカイルを教官として呼んだ。人間関係が微妙にギスり出す中、ノーランとカイルは鹿を狩りに森の中へ。しかし、そこには血に飢えたオオカミたちがいた…
予告編
感想
「ブラックフット クマ地獄」の監督によるオオカミ地獄。
クマ地獄を観たのがだいぶ前なので最初は気づきませんでしたが、言われてみれば確かに同じ空気感。
前半は主役の3人が森に出るまで人間関係をじっくりゆっくり描く。女ひとりに男ふたり、クマやオオカミがいなくても充分緊張感が張り詰めているから困る。緊張感というか、場の空気が常に気まずい。
とはいえこちらは中年たちの痴情のもつれはどうでもよい。気になるのはオオカミです。その点はさすがクマ地獄を描いた監督だけあってかなり気合の入ったオオカミ地獄っぷりを演出してくれていました。生きたまま容赦なく人肉を喰いちぎりまくるオオカミは一切おふざけなしのリアルな怖さ。ずっと殺意のこもった顔つきなので可愛くはないです。
しかしそうは言ってもクマ地獄ほど怖くはないかも。クマは近所でしょっちゅう出没するけどオオカミはいないし。それにクマと違ってワンチャンなんとか撃退できそうな気がしないでもない。いや現実には無理に決まってますけど、妄想の中では何とかなりそうというか。クマは妄想でも無理ですからね。
ところで、私の好きなオオカミ映画と言えば「ウルフ・タウン」です。今リンク貼って気づいたけど観たのが9年も前なのに今でも結構印象に残ってるんですよね。あんなのより本作の方が圧倒的に真面目でちゃんとしたクオリティの高いオオカミ映画なのに、おもしろくて記憶に残るのは「ウルフ・タウン」の方で何か申し訳ない。どうしても珍作的な刺激を求めてしまうんですよ。
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