「赤い森」 感想 商業映画の概念を塗り替える暴挙

概要

製作:2025年日本

発売:DEEP RED

監督:岡崎喜之

出演:リ・コウジ/出月勝彦/竹内奈菜/衣織/とつぐわかこ/福田哲也


ミステリーハンターのリ・コウジの元に、山で行方不明になった妹を探して欲しいという依頼が舞い込む。捜索の末、山の中でリ・コウジはその女性を発見。なんとその山には人を喰う野人が棲み付いているというのだ。


予告編


まさか予告編があるとは…

感想



先日クソ映画ハンターの阿部さんが「すごいのを見つけた!!」と盛り上がっていた作品。

私はその様子を遠巻きに眺めているだけだったのですが、






見逃してもらえませんでした。



ということで「バイオレント・ネイチャー」を観た直後に続けて挑んでみたのですが、何の因果か本作もひたすら森の中をほぼ無言で歩きまくるだけの内容。どいつもこいつもなんでそんなに長いお散歩シーンを見せてくるんだ。これはもしや「和製バイオレント・ネイチャー」なのか!? と一瞬思いましたが、こちらにはバイオレンス要素がないので単なる「和製ネイチャー」でした。もう何が何だか。



しかも





「最後の20分も凄い」という情報を信じてお散歩映像を耐えていたら、その前にミステリーハンターが行方不明の女を発見してオワリ。まさかの本編48分。中身がないにもほどがある。最後にやたら連呼してた「財団」って何なんだよ!



そして待望の「残り20分」は…なんとキャストのインタビュー映像を垂れ流すという信じがたい暴挙!! 70分のVシネマで20分もそんな使い方をするだと!? 寺西さんでもそこまではしないぞ!? 確かに凄いことは凄いが、そういう凄さだったとは…



しかもそのインタビュー映像ではミステリーハンターの人が


「構想に6年」


「脚本を何度も書き直した」


「マッドマックス 怒りのデスロード並みの難産だった」


などと意味不明な供述をしており、見ているこちらの頭がおかしくなりそうです。やたら体を張ってた女優さんはホラー映画ファンで最近だと「パール」とか「グリーンインフェルノ」が好きだと語っており、普通に良い人そうだなと思いました。本作の完成版を見てどんな感想を持ったか聞いてみたいものです。



あと面白かったのはエンドクレジットのネタみたいな肩書きぐらいかな。



ロケ車ドライバー 福田哲也


エンディングテーマ ベトナム・ガール


用心棒 佐藤英徳




映画スタッフで用心棒なんて初めて見た…

リアルでも物騒な森だったんでしょうか?





「赤い森」(Amazon DVD)

これが商業作品でちゃんとDVDが発売されているっていう事実が一番面白いよ。



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