「インデペンデンス・デイ2022」 感想 侵略者を受け入れよ

概要

原題:WAR OF THE WORLDS:ANNIHILATION

製作:2021年アメリカ

発売:プライムウェーブ

監督:マクシミリアン・エルフェルト

出演:ウィリアム・ボールドウィン/アリー・トンプソン/ノエル・G/ケネディ・ポーター/エムリー・フランクリン/ラショッド・フリーラブ


毒煙を吐く無数の隕石が地球へ落下。世界はパニックに陥り、隕石を調べに行った米軍は謎のロボット軍団の襲撃を受ける。それは、異星からの侵略者たちだった…


予告編

感想



アサイラム製作パチモンシリーズ最新作。

原題が宇宙戦争なので本来であれば「宇宙戦争2022」とすべきところですが、去年の10月に「シン・宇宙戦争」をリリースしたばかりなので投げやりにID4扱いしとけばいいやということになったと考えられます。アサイラムもテキトーならプライムウェーブも実にテキトー。このいい加減な仕事ぶりがたまらない。



そんな観る前からクソであることが確約されたクソ映画ですが、そうは言ってもアサイラムの中では全然ましな方です。少なくとも「シン・宇宙戦争」「インデペンデンス・デイ リサージェンス」よりは面白いと言っても過言ではない。さすがアサイラムお抱え監督の中で最もかっこいい名前を持つマクシミリアン・エルフェルト卿だけのことはあります(前作の「デイ・アフター・トゥモロー2021」は文句なしの超絶クソ映画でしたが)



内容はあまりにツッコミどころ満載すぎていちいち突っ込む気にもならないほどで、根本的に色々おかしいだろと言うしかありませんが、まあ軍人や政治家がうだうだもめるシーンは序盤に限られてますし、さっさと軍から離脱した主人公たちがトライポッド的な使い回し臭い侵略者と戦いながら逃げ惑う流れは一応それなりにまとも。似たようなやつで言えば「ワールド・ウォー20XX」などと比べても安心して観ていられるレベルではあります。



ただ、終盤はクサいヒューマニズムを前面に打ち出すというまさかの暴挙。侵略者の難民を快く受け入れようとする主人公たちが実に気持ち悪い。アサイラムはポリコレとか人道的なあれこれを気にしすぎではないのか。そんなもんに配慮したクソ映画なんて消毒したウンコみたいなものなんじゃないのか。どんなに綺麗に取り繕おうがウンコはウンコでしょ。…と眉をひそめてしまいましたが、最後の最後にウィリアム・ボールドウィンがそれを帳消しにするほど馬鹿な行動に出てくれてある意味大団円。しかしこの人、本当に何やってんですかね。そういう役回りはエリック・ロバーツに任せておけばいいと思うんですよ。

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