「シン・アナコンダ」 感想 早い!デカい!旨い!

概要

原題:MEGABOA

製作:2021年アメリカ

発売:プライムウェーブ

監督:マリオ・N・ボナシン

出演:エリック・ロバーツ/ミシェル・オシェア/エミリア・トレロ/ ジョー・ヘレラ/ギャレット・シュルト


コロンビアのエスカバダ島へ遺跡の調査にやってきた教授と学生たち。だが到着して早々、教授は毒グモに噛まれてしまう。居合わせた密猟者によれば、島に生えているランを使えば助かるという。しかし、そこには体長20mに及ぶ超巨大アナコンダが生息していた。


予告編

感想





↑ジャケ絵ではトゥームレイダー風のお姉さんが中央に配置されていますが、こんな人は影も形も出てきません。一体これは誰なのか。どこから持ってきた素材なのか。

そうではなく、本作は久々のエリック・ロバーツ主演作なのです。

…かと思いきや、エリック・ロバーツ演じるマローン教授は始まってすぐ毒グモに噛まれてダウンしてしまい、学生たちと密猟者がアナコンダと戦いながら薬草を取りに行くという話。エリック・ロバーツ先生またしても何もしてなかった。



とはいえここ最近のアサイラム映画の中ではかなり面白い方です。午後ローで「『アナコンダ』シリーズ5作品一挙放送ゴールデンヘビ祭り!!」みたいな頭悪い特集をやる時にこっそり本作を紛れ込ませておいてもパチモンだとは気づかれないで済むかもしれません。



監督は「シン・宇宙戦争」の人。あの辺のアサイラム映画はいつも軍人や科学者が専門用語並べてウダウダしているだけでくそつまらないのですが、本作には軍人も科学者も出てこないのがまず素晴らしい。純粋に学生たちとアナコンダが戦うモンスターパニックになっているだけでこんなにも面白くなるとは。アサイラムには「こういうのでいいんだよ」と言っておきたい。



アナコンダのCGもクオリティ高いし、被害者は少な目なもののしっかり人間をパクパク食べてくれます。そのうえヘビだけではなくクモまで襲って来たり、揚げ句の果てには大した意味もなくアナコンダとクモが戦い始めるのも何だか楽しい。新作料金でレンタルすべきとは申しませんが、サブスクかテレビ放映で観る分には損はしない作品と言えるでしょう。



アサイラムなのでツッコミどころは多々あるのですが、どうしても見逃せない点がひとつだけ。教授が救助ヘリを要請した時に風が強くてどの業者にも断られ続け、ようやく一人の男が引き受けてくれるシーン。やたら意味ありげなセリフを吐きまくり、いかにも重要人物みたいな面構えをして救助に向かっておきながらそれ以後一切出てこないっていうね。アサイラムとはいえさすがにそこはずっこけました。


コメント