概要
原題:GOOD BOY
製作:2025年アメリカ
配給:アットエンタテイメント
監督:ベン・レオンバーグ
出演:インディ/シェーン・ジェンセン
アパートで飼い主・トッドと暮らすレトリバー犬のインディ。最近、体調が悪いトッドはある日、吐血し、偶然アパートを訪れたトッドの妹・ヴェラに病院へ連れていかれる。退院したトッドはインディを連れて、空き家となっていた亡き祖父の家に移り住み…。
(U-NEXTより)
予告編
感想
100%完全な犬目線のホラーとして界隈をざわめかせた話題作。
U-NEXT600Pで鑑賞。
犬目線ホラーといえば我が国には「犬屋敷の怪奇」なんてのもありましたが、あれは本当に犬目線なので犬自体は出てきませんでした。そこへいくと本作はバッチリ主役の犬を愛でることが出来ます。ちなみにインディ君は監督の愛犬だそうです。
というか、ほぼ全編
「犬可愛いなあ」
「撮影が異常に大変そうだなあ」
とか思ってただけでした。これはいけない。感想が一言二言で終わってしまう。
ホラーなので犬が心霊とか怪異に襲われるわけだし、本来であれば犬の安否にハラハラできるはずなのです。が、「犬の安否を確認する」みたいなアカウントがTLに犬が無事かどうかを流してくれるので事前に分かっちゃう。みんなそこは積極的にネタバレすべきだと考えているようで、フォロワーだろうがそうでなかろうが目に入ってしまいます。いやまあ、私は犬の安否でハラハラしたくないので別に構わないんですがね。
コンセプトにひねりがあるためか心霊描写そのものは実にオーソドックスで、特別印象に残るような尖りポイントはなかったです。襲われるのが飼い主と犬だけなので見世物的に犠牲になるメンバーがおらず、心霊の本気度がよく分からない。むしろ山に仕掛けられたキツネ用の罠の方が怖いまである。まあ、犬につられて見に来た観客に本気の呪殺やスプラッターを見せるのもなんか違うだろうし、悪くないバランス調整だとは思います。
ただ、犬のホームビデオとか「惑星エリプス 不時着」みたいな愛犬自慢謎映画とは異なる本作ならではの見所がひとつありました。ホラー映画って主人公が恐ろしい怪奇現象に見舞われた…と思ったらハッと目が覚めてそれが悪夢だったと分かりがちじゃないですか。私調べでは一作品につき平均3.8回ほど出てくるシーンです。しかし、犬でそれをやった映画は今まで一度も見たことがない。超ありがちな演出なのに、犬がそれをやってるというだけでえらく新鮮でした。
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