「インコンプリート・チェアーズ」 感想 インコプリンート・チェアーズ

概要

製作:2025年日本

配信:ライツキューブ

監督:宇賀那健一

出演:一ノ瀬竜/大島涼花/海津雪乃/二ノ宮隆太郎/大谷主水


椅子職人の九条新介は、SNSを見る限りでは才気あふれる新人に見えた。だが、彼の正体は殺人鬼。SNSを見てやってくる人々を殺害し、そのパーツを元にオリジナルの椅子を製作しようとしていたのだ。そんなある日、敏腕椅子バイヤーの加藤が彼の作品に興味を持ち…


予告編


感想



タイトルを見て、前々から非常に気になっていた作品。

U-NEXT399Pで鑑賞。



私は最初にこのタイトルの文字列だけを見て、


「何!?『インコプリンート・チェアーズ』だと!?」


と声が出てしまいました。完全にインコが題材の映画だと勘違いしてしまった。脳内ではもうインコ柄のプリントで装飾された椅子を作る職人で一体どんなストーリーになるのか、最終的には鳥好きの顧客を集めて個展を開くのだろうか、などと牽強付会気味の妄想が止まりませんでした。










↑私の妄想したインコプリンート・チェアー。

100万円の椅子と、1万円のインコ柄椅子、どっちに座る? もちろんインコ柄ですね。

伸ばし棒の存在がノイズだが、それは脳内補正で消去。

ちなみに写真は私が15年ほど前に撮影したものです。



しかしそんな期待に胸を膨らませて観てみると、現実は椅子職人を装うサイコ殺人鬼が椅子業界の人々を陰惨に殺戮していくかなりドギツいスプラッター映画でした。鳥が出てこないどころかグロすぎて普通に気分が悪くなった。この世は残酷でした。色んな意味で。



…とはいえ「グロすぎて気分が悪くなる」はスプラッターホラーとしてはすごく良い出来、という意味でもあります。切断された手足などが少しチープに見えたりする場面はあるものの、主演の人のサイコな演技はかなり真に迫っているし、生きながらヤスリをかけられる宅配業者の絶望感は充分伝わってくる。それだけで全然気分が悪くなりまくるので良かったです。



ただひとつだけ気になったのが、荷物を持ってきた宅配業者を自宅で殺害してしまったら普通にすぐ捕まってしまうのではないか? ということです。というかSNSで約束していた通りに来訪した客を毎回その場で殺害しているので、捕まらないわけがないのでは? と心配してしまいます。



つまり、この世界には警察がいないのでしょう。出先のバーで遺体が発見された時も、発見者の男女は通報せず、独自に殺人鬼の部屋を訪問してましたからね。警察が存在するならあり得ない行動です。しかし、そのマンションの前まで来て男の方が


「何かあったら通報してくれ」


と言い残して殺人鬼と対面しに行ったのは、いかがなものかと思いました。

警察いるのかよ!

すでに何かありまくりだろ!





「インコンプリート・チェアーズ」(Amazon Prime Video)


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