「ジュラシック・シャーク4 鋼鉄鮫」 感想 海ノパワーガワカルカ

概要

原題:JURASSIC SHARK 4 : METAL MACHINE MACO

製作:2024年アメリカ

配信:BBB

監督:マーク・ポロニア

出演:ジェフ・カーケンドール/ティム・ハッチ/マイケル・コロティッチ/ケン・ヴァン・サント/マーク・ポロニア


謎の宇宙アメーバが地球へ墜落し、海へと落下。その生命体が伝説のメガロドンを蘇らせ、新たな恐怖の波を引き起こす。血に飢えた巨大ザメを止めるため、2人の特殊部隊員が最新鋭の軍事兵器を投入する── 戦闘用に作られたメカ・シャークだ!

(Amazonより)


予告編


予告編すらないとは…

感想




2作目からマーク・ポロニアに乗っ取られたクソサメ映画シリーズ第4弾。

東京国際サメ映画祭に行った人は非売品のDVDがもらえたらしいです。別にうらやましくはないですよ。



2作目は昨年秋に観たのでまだ内容を覚えてるんですが、3作目は2年前なのでもうほとんど忘れてしまいました。内容的にはつながっているので何か損した気分です。DVDは大体全部持ってるんでその気になれば見返せるんですが、まあポロニアさんの映画を2回も観るのはつらすぎるので仕方ない。いや、つまらないわけじゃないんですよ。本作も非常に楽しめましたからね。クソサメ映画マニアには是が非でもオススメします。ただ2回観るのはちょっとつらいだけです。



それにしても最近ポロニア作品の供給がやけに増えてきましたね。通常だと年に1~2作がせいぜいだったはずなんですが急にどうしたのか。昨年来日したからか? このブログを読んでる人に「またポロニアかよ!」とか思われていないか多少心配です。



それで内容の方ですが、宇宙から飛来したアメーバが人間を乗っ取り、メガロドンを蘇らせる(?)。それに対抗するのはいつものジェフ・カーケンドール&ティム・ハッチのコンビで、明らかに生成AIで作った鋼鉄鮫「メタルマコ」に乗り込んで戦うような感じです。



今回はちゃんと海で撮影されていて驚いたのですが、本作のためだけにわざわざ海に行くとは思えないのでおそらく遊びに行ったついでに撮影したのだと考えられます。その辺、


「海のパワーガワカルカ」

「海ハ扱イヤスク最強ダ」


というアメーバ人間のセリフに現れている気がします。



海はともかく創作に生成AIを使うと烈火の如く叩かれる昨今の風潮ですが、ポロニアさんの場合おそらく誰一人として怒らないと思われます。使った方がパッと見のクオリティは明らかに高くなってますからね。ある意味稀有な存在です。まあ使おうが使うまいが怒る人は怒るんですけど。






(↑ジュラシャZのimdbレビューより、怒ってる人の例)



生成AI製のメタルマコは静止していればダライアスのボスみたいでちょっとカッコイイのですが、動かしてみると違和感の塊でしかなく、そんなのがAI製メガロドンと海中で激しく戦うと違和感と違和感がぶつかり合って途方もない大惨事になります。海中なのに水しぶきが海中に飛び散るくらいおかしなことになっています。



メガロドンの方も常に生成AI製というわけではなく、同一個体なんだかよく分からんいつものショボい巨大ザメに交代したりするので、実は


「メタルマコ VS メガロドン VS シャーケンシュタイン」


のドリーム三つ巴バトルだった可能性が否定し切れない。

よくよく思い出してみれば「ジュラシック・シャーク-3.0」はシャーケンシュタインがサプライズ登場してメガロドンと戦っていたわけだし、そちらの方が自然ではないか?



ところで、ポロニアさんの映画は出演者が非常に限られているので2~3作目に出ていた人たちが本作では別人の役をやっているというかなりややこしい事態になっています。たとえば主役のカーケンドールさんも「2」では石油リグの作業員、「3」ではマッドな博士だったのに本作では政府のエージェント的な奴に。そうなるといつものショボサメもただ再利用されているだけの別個体なのかもしれません。



ちなみに本作中一番の面白ポイントはメタルマコの操縦デバイスがポロニアさん宅の物置から引っ張り出してきたような小汚いハンコンとジョイスティック(80年代のアタリ製っぽいやつ)だったことです。古いのはいいとしてホコリや手垢がこびりついてる。ウェットティッシュで拭いてから使いなさいよと言いたい。しかしやらなくてもいいことは絶対しない、それがポロニアクオリティ。まあ何かとレトロゲームの話題が多かったし、そんな小道具を見つけて郷愁に浸りながら製作していたのでしょう。




「ジュラシック・シャーク4 鋼鉄鮫」(Amazon Prime Video)



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