「殺し屋ブーン 哀しき銃弾」 感想 トンネルの向こうは

概要

原題:Boon

製作:2025年アメリカ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:デレク・プレスリー

出演:ニール・マクドノー/トミー・フラナガン/クリスティーナ・オチョア/デミトリアス・グロッセ/ジェームズ・マディオ/ジョン・パトリック・ジョーダン/ジェイソン・スコット・リー


ワシントン州のド田舎へやってきた殺し屋のブーンは、刺客との戦いで腹を撃たれ倒れてしまう。未亡人牧師に助けられ、その息子共々親しくなっていくブーン。だがその街を牛耳る支配者はチンピラを使い、未亡人牧師宅のそばに謎のトンネルを掘っていた。チンピラの暴行から未亡人牧師を守るブーンは、次第に街の支配者との全面対決を余儀なくされていく。


予告編

感想




今月からU-NEXT(399P)で配信が開始された新作アクション謎映画。

「クロノス 記憶の転送」の監督ということで一応チェックしてみました。あれは意味わからんクソ映画だったけど、

「すべて解決!パンツ兄弟!」

のくだりだけは印象に残っていたもので。



本作は名作西部劇「シェーン」を意識している模様。シェーンからブーン。殺し屋ブーン。原題も堂々のBoonでタイトルバックもデカデカと「BOON」と出てきます。



端的に言っていまいちカッコ悪い響きだと思うんですがどうなんでしょうか。ダイハツの「ストーリア」「ブーン」になっちゃった時のことを連想してしまいました。安い車だからブンブン走るでブーンでいいだろ!ブーン!ブブブブーン!という安直さがたまらない。でも今調べてみたらいつの間にか終売になってたんですね、ブーン。



まあダイハツのことはさておき、本作もなかなか意味不明な仕上がりでした。登場人物が次々出てきて訳知り顔で意味深な会話を垂れ流すものの、どいつもこいつも何者なのかいまいちハッキリしない。目的さえも見えてこないので話に具体性がなく、ものすごく曖昧です。



登場人物についてはまだ何となく想像できないこともないですが、肝心要の「悪党が掘ってるトンネル」についてはほぼ何も分からないままストーリーが進行するのでちょっと不安になってきます。何かの密輸ルートらしいものの、どこの国境付近なのか分からんし、女牧師の家の近くである必要性がまず分からんし、何をどう密輸するのかも分からん。



凄腕の殺し屋と思しきブーンは冒頭でいきなりお腹に銃弾を喰らってしまい、今後のアクション活動に支障が出るのでは…と危惧してしまいました。が、自分でタマを抜いて一晩経ったら元気に薪割りしていたので、実はサイボーグという可能性も否定できない。それとも威力が低すぎるから「哀しき銃弾」なのか?



アクション映画的には序盤・中盤・終盤と同じチンピラが3回も執拗にボコボコにされてたのはさすがにかわいそうだな…と思いました。人数が少ないので仕方がないのか。クライマックスの銃撃戦はそこそこ激しいのでなんとなくそれなりの満足感はありますが、結局そのトンネルは何なんだよ…?というモヤモヤ感は残りましたね。



「殺し屋ブーン 哀しき銃弾」(Amazon Prime Video)



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