概要
原題:Space Ranger
製作:2024年アメリカ
発売:ハーク
監督:ブレット・ベントマン
出演:トレイ・ペイトン/メリッサ・チック/マイケル・フィリップス・リベラ/スチュアート・グラス/デヴォ・ピニリ
西暦2135年、人類はアンドロメダの新しい地球へと移住していた。何の脅威もない平和な世界で平穏に暮らしていた人類だったが、突如新たなる脅威が出現。RM社がエネルギーを採掘していたカシアス星で未知の生物による採掘施設の爆破計画が発覚したのだ。RM社は人類保護を目的に組織されたスペース・レンジャーのメンバー3人を集め、計画の阻止を依頼する。
予告編
感想
ブレット・ベントマン監督 & itn distribution による壮大なスペースオペラ超大作。
U-NEXT399円、尺は 61分 。
配給会社の方では
最恐エイリアンに挑むSFバトル・アクションこそエンタメ映画の極み!
人類を脅かす冷酷な異星人に立ち向かうSFバトル・アクションはまさに興奮度マックスのエンタメ映画の極みと言える。
…などと意味不明な供述をしているのですが、実際のところ尺の大半は薄暗い会議室で延々と何だかよく分からない話をしている映画です。
例:
「人は自分自身や現実に弱い
特に自分の感情を恐れている
誰もが愛を求める だが愛は人を苦しめる
感情は心を乱す だからフラックス領域を作った」
そんなボンヤリした話はどうでもいいからはよ冷酷な最コワ異星人を出していただきたいのですが、尺が61分しかないのに30分経ってもまだ会議室で話してるだけなうえ、そろそろ出撃するかと思ったら今度は薄暗い自宅でゆっくり宅飲みを始めたりと異様なほど何もしてくれなくて頭を抱えました。まあ宅飲みはさすがに3分くらいで終わったので少しホッとしましたが…
どこのどんな奴だか全く分からんけど「完璧なるテラ長老」「彼らはまさに完璧な種族だ」とか何とか言われてる謎の完璧異星人がエネルギー採掘場を爆破しようとしているので、主人公のスペースレンジャーがそれを阻止するという話。一応、パワードスーツを着たスペースレンジャーたち3名による大迫力の戦闘シーンは終盤に5分くらいあるっちゃあります。「ビッグフットVSクランプス」を思わせる質感のCGでですね。
でも、彼らが直接戦っていた相手は「完璧なるテラ長老」ではなくその手先と思しき戦闘ロボットだったんですよね。まあ長老というからには自ら前線に立つようなキャラではないとは思うんですが、それで冷酷なる最恐の異星人と言われても非常に困るわけです。エネルギー採掘所を攻撃することで資源とかフラックス領域とやらがなくなる(?)んだからコワイだろ!人類が滅びるだろ!と言われたらそうかもしれないけど(?)、この映画は人類がたった5人しか映らないし…
「スペース・レンジャー 未知なる生物の襲来」(Amazon)
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