概要
原題:The Running Man
製作:2025年イギリス・アメリカ
配給:東和ピクチャーズ
監督:エドガー・ライト
出演:グレン・パウエル/ジョシュ・ブローリン
2025年、世界は環境汚染で荒廃しアメリカは貧困層に厳しい管理社会と化していた。支配層が彼らに与える娯楽は、残酷なリアリティーショー。その中でも1か月間、ハンターから逃亡しきれば10億ドルの賞金が出るランニング・マンは最も人気のある番組だった。失業し、病気の娘の治療費を必要とするベンは最後の望みを賭けてそれに出場するが…
予告編
感想
今月の札幌はドカ雪がひどすぎて観たい劇場公開作を何本もスルーせざるを得ない事態に陥ってるのですが、これだけは何とか!ということで観に行ってきました。泥臭くて重たい内容だけど、演出はこの監督らしくスタイリッシュ&スピーディでちょうどいい具合のアクション大作になっており、非常に楽しめました。
1972年に書かれた小説が原作で、当時としては遠い未来だった2025年が舞台。今でも未来感ある数字に感じてしまう2025年。SF小説を書く時は100年後くらいを舞台にしておかないと生きているうちに追いついてしまいますね。
1987年のシュワ版「バトルランナー」は小学校低学年の頃にチラ見して「なんだこのアホっぽい映画は?」と思った記憶がうっすら残っている程度でちゃんと見た事が無いんですが、原作小説はこれを機に読み返してみました。
今回の映画版は原作にかなり忠実な内容。54年前に書かれた話がわりとそのまま映像化されても面白いのだからやはりキングはすごい。デスゲーム中にいちいちテープに動画を入れて郵送しないといけないところなんかは変に古臭いんですが、それはそれで当時のレトロフューチャー感があっていい。ポップコーンの箱くらいのサイズで3キロもあるビデオレコーダーなんて持って走るのはつらすぎますがね。
それでなくても30日間もハンターや一般市民に追われて逃げ切るなんて絶対にやれる気がしませんね。寝てる間に捕まりそう。私が参加してもあのメガネ君のように序盤であっさりやられる予感しかしない。発信機が仕込まれていたらどうしようもないし、仕込まない理由もないし、真っ当にやって勝てるゲームになってない。それよりベンのような番組を盛り上げる役を演じ、番組サイドに手加減してもらうよう立ち回るのが利口でしょうか。それはそれで難しすぎますね。
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