「パンデミックZ」 感想 衝撃のカンボジア産ゾンビ

概要

原題:Z-mom

製作:2024年カンボジア

配信:ハーク

監督:コウ・ダラチャン

出演:ラーン・ナット/ジョン・マクラレン/リーフ・ベン・アワー


知人が経営するアイランドリゾートを家族で訪れた女性。しかし島は異様な気配に満ち、逃げようとした時にはゾンビに占拠されていた。夫や子供たちは襲われ、次々と感染。全てを失った彼女は自暴自棄になるが、やがて犠牲者を救う“救世主”になる決意をする。

(U-NEXTより)


予告編


感想



非常に珍しいカンボジア産のゾンビ映画。

U-NEXT399P。



カンボジア産と言ってもゾンビ映画なんて散々やり尽くされてるし、多分相当な低予算だろうし、独自要素はお国柄からにじみ出る雰囲気を楽しめればいいかな…程度の期待感で鑑賞してみてビックリ。これはゾンビ映画史に残るんじゃないか!?というくらいの凄まじい超展開でひっくり返りました。これは面白すぎる! こんなありきたりな邦題をつけて埋もれさせている場合ではありません。



まあ私もそれほどゾンビ映画に詳しいわけではないので保証はできませんが、これと似たゾンビ映画は今までに見たことがないです。この発想はありそうで無かった。



導入は特に何の変哲もなく、幼い子供ふたりを含むある家族が怪しいリゾート島へやってきたらそこでゾンビ騒ぎに巻き込まれるというもの。



どうでもいいけどコテージの出入り口のカギがやけに高い位置にあるのが気になりました。あれがカンボジア式なんですかね。子供には無理だし大人でも女性だときつそうで不便なことしかない気がする。ゾンビがなだれ込んでくる状況だとなおさらですね。おまけにトイレが無い。



首謀者の爺さんが何の説明もせずいきなりフェードアウトして以後一切出てこないとか、猫を食べるゾンビがいたりとか、超ウザい悪役オヤジの小便が異様に長いとか、うみねこみたいな鳴き声のデカい鳥がなぜかゾンビと敵対していてゾンビより強いとか、前半の見所はそのくらいです。地味に細かいところでも個性が強い。



とはいえわりとグダグダしてる時も結構あります。燃料持ってないのに何度も船に乗ろうとしたりとか。やたらクドいお涙頂戴演出が繰り返されるのもちょっとアレだけど、そこはお国柄かもしれません。



しかし後半の仕掛けがそんな欠点を全て吹き飛ばすほど斬新で面白い。ネタバレはしたくないので詳しくは語りませんが、ゾンビ映画ファンならチェックしておくべき珍品ではないかと思います。




「パンデミックZ」(Amazon Prime Video)


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