「オークストリートの異変」 感想 パニック描写は良いが終盤は激冷め

概要

原題:The End of Oak Street

製作:2026年アメリカ

配給:東和ピクチャーズ

監督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル

出演:アン・ハサウェイ/ユアン・マクレガー


平和な街オークストリートで、平凡な暮らしを送るプラット家。

しかしある日を境に、街では不思議な現象が発生。

ついには水道や電気が止まり町は断絶状態に。さらに、絶滅したはずの恐竜が街中に出現し住民を襲いはじめる。

はたして家族は、襲い掛かる様々な恐竜から逃げ延び、異変から脱出することが出来るのか?

(公式サイトより)

予告編

感想



(※一応ネタバレはしてませんが、

これから観に行こうと思ってる人は読まないでください)



先週から公開になった恐竜パニックSF映画。

ユナイテッドシネマ札幌で観てきました。



これは正直言ってイマイチ乗れませんでした。いや、細かいことはどうでもいいんだよ!的なアトラクションムービーだってことは途中でわかったので、そういうモードに切り替えて中盤までは充分楽しんで観られたんですよ。中盤までは。



先に良かったところを挙げておくと、カメラワークは無駄にガチャガチャ揺らしたり細かくカット割りせず引き気味に映しており、ストレスなく観やすくて良いと思いました。なので街中を恐竜が徘徊、住民を襲い喰らうパニック描写自体は好印象です。残酷描写は控えめながら人はムシャムシャ喰われるし、序盤の絶望感は悪くない。



80年代オールドスタイルの映画でありながら最新版の羽毛恐竜が登場したのも見所ですね。いきなり想像以上に鳥っぽい恐竜が出てきて撃たれた時は恐竜の方に肩入れしたくなりました。まあ、鳥っぽいのは最初に出てきた奴だけでしたが。



しかし80年代の恐竜好きな子供が羽毛恐竜を目撃したら何かコメントないのかなあと。何もないならこれ恐竜じゃなくてサメ映画でも良かった気がする。恐竜がただの脅威でしかないので。まあそんなの別にどうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、細かい引っかかりポイントは無駄に多かったです。特にあんな事態になっても殴りかかって来るいじめっ子は何のために登場したのか全くわからん。



子供が勝手に犬を探しに行って危機に陥るのは別にいいんです。が、あの状況下で夫婦喧嘩、記念撮影、クラクションで恐竜をどかそうとする、夜に車で音楽聴いてる娘、ヘッドホンしてる息子、何の役にも立ってない弓矢…その辺はかなり良くない。真面目にサバイバルをする気がない。80年代ってそういうテキトーな時代だったよな!と言われたら、まあそうなんだけど、なんというか中途半端で好きなタイプのテキトーさではない。



そしてクライマックスとか山場らしい山場が何もない。テキトーにヌルッと危機を脱してしまう。それで気分が盛り上がらないまま迎えたあのラストは「何じゃそれ…」としか思えず、エンドロール観ないで帰っちゃいました。あれは登場人物を人間じゃなく駒だと思ってないとできないよ。タイミングが都合良すぎるのも意味不明で激冷めでした。



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