「キャット・ママ ニャンと奇妙な妊娠物語」 感想 怪奇!プロの猫マニア

概要

原題:Kitty Mammas

製作:2020年カナダ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:デニス・アレクサンダー・ニコルソン

出演:ポール・スンヒョン・リー/ジャネット・ポーター/キャスリン・コフート/ヴィエナ・へーア/モーガン・コーハン


不妊治療専門医ハンは、ヒトにネコを懐胎させるという臨床試験を行おうとしていた。この前代未聞の実験に、ハン医師はネコ専門テレビ局のFTVから資金援助を受け、患者の妊娠状況、家庭生活などドキュメンタリー撮影の許可を与えた。臨床試験はシルヴィア、ジョーン、マリア、ローズと、それぞれに事情を抱えた4人の女性被験者が選ばれ遂に実験が開始。しかし、スタッフとして協力していた獣医師テレサの元夫で接近禁止令中のダリルが、ハン医師とテレサの仲を疑い、病院に押しかけてくるようになってしまう。やがて、ダリルの手によって極秘の臨床試験は世に暴露され、SNSやメディア、動物愛護団体の非難と嘲笑と擁護が渦巻く中で、ハン医師たちは自らの研究の意味と倫理を問われていく。

(Amazonより)


予告編


このおじさんより猫をサムネに出すべきではないのか?

感想




ヒトにネコを懐胎させるという臨床試験を軽いノリでやろうとしているマッド・ドクターとマッド・猫マニアたちを取材したという形式のフェイクドキュメンタリー。

アマプラ299円。



ヒトに猫を産ませるという発想が私には全くなく、ましてやなんでそんなテーマで映画を作ろうと思ったのかまるで何一つ理解できない。なんか怖いよ。私は鳥派ですが、だからって卵を産みたいとか微塵も思わないよ。しかし、だからこそ観る価値があるのではないか?…と思ってレンタルしたんですが、これはけっこう虚無寄りの謎映画でした。



そんな実験に応じてくれる女性が現実にいるとは思えませんが、この世界では


「もうひとり子供を産むより猫の方が簡単そう」


「ちょうど猫がほしかったんです」


「謝礼金の2万ドルがほしいから」


などの軽い動機で4名も参加してくれます。どう考えても簡単じゃないだろ!わざわざ産まんでも保健所から引き取ってくればいいだろ!などと突っ込んではいけない模様。猫は100gなのでお腹は大きくならないから、という理由も決め手になったと。そういう問題なのか…



しかし生まれてくるのはただの猫なのに、どうしてわざわざ人体を介する必要があるのかが根本的に分からない。一応、人間から生まれてくる猫は低アレルギー性の猫なのでそれは需要があるって話もしていましたが、それ以外には何もなかった気がする。突飛なわりに基本大して何も起こらない映画なので意識が保ちにくく、私の知らない間に他のメリットが語られていた可能性もありますがね。実は人間並みの知能を持った猫が生まれるとか? それはそれで勝手に作っていいのかという疑問が湧きますが。



一応、参加者とその家族間で起きる対立がメインの人間ドラマ要素だったのかな…と思えなくもない。そんなもん同性愛とか宗教とか関係なく普通反対するに決まってるけど。妊娠中は猫娘みたいな挙動になってる人もいましたからね。元々おかしい人だったとはいえ。その人は自称「プロの猫おばさん」で犬みたいにでかい猫を飼っており、彼の子供を産みたいなどと気色悪い独り言を動画に撮って配信しています。これほどの猫おばさんであれば被験者に立候補しても仕方がない。かと思えば生まれる前から売り飛ばすために買い手を探して低アレルギー性をアピールしてる奴もいるし。もっとましな稼ぎ方が何かあるでしょ。あと、別に研究の意味と倫理を問われるとかそんな真面目な話はしてなかったような…。ということで正直そんなに面白いとは感じませんでしたが、非常識な変人を多数拝めたのでまあヨシとします。




「キャット・ママ ニャンと奇妙な妊娠物語」(Amazon Prime Video)


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