「イモータルコンバット」 感想 その時、トイレで歴史が動いた

概要

原題:Immortal Combat

製作:2025年アメリカ

発売:ニューセレクト

監督:モンロー・ロバートソン

出演:イブ・フルニエ/ロクサーヌ・G.C.ブルックス/チャーリット・デイ/サミュエル・セルマン/ドミニク・スウェイン


近未来、タイムマシンを発明した人類は過去の英雄を召喚し、互いに戦わせるデスゲーム大会"クリムゾン・ハボック"を最高の娯楽としていた。今回召喚されたのはジャンヌ・ダルク、クレオパトラ、チンギス・ハーン、織田信長など名だたる凶暴な戦士たち。だが、実はそんなに凶暴でもなかったジャンヌだけは運営に異を唱え逆らってしまう。


予告編

感想



言うまでもなく例のアレに便乗したアサイラムのSFアクション映画。

DVDの内容紹介のところで

「モックバスターの雄アサイラムが放つ」

とか書かれていて笑ってしまいました。

U-NEXT399P。



歴史上の英雄をタイムマシンで9人連れてきて、最後の一人になるまで戦わせるというどこかで聞いたような設定。ジャケ絵に描いてある人のうち半分くらいは出てこなかったり、究極トーナメントと謳いつつバトルロイヤルだったりと詐欺る気満々です。



題材的には手垢が付きまくってるとはいえ、序盤は面白くなりそうな雰囲気はありました。が、アサイラムもここに来てAIを最大限活用する方向へ舵を切った模様。ポロニアさんのようなZ級映画監督ならともかく、アサイラムまでもがそれをやってしまうのか!という驚きと軽い失望感は否定できない。まあ誤認レンタルさせてしまえば勝ちだと思ってる会社に何を期待してるのかという話ですけども。



たびたび出てくる格ゲー的なキャラセレ画面、対戦画面はちょっと笑えます。みんな凶暴な顔して同じように大口開けるのが実にアホ丸出しで良い。まあそれもAI加工なんですが。



しかし、肝心のジャンヌダルクが一貫してバトル大会を拒否ってるのがいけない。みんなで団結して運営に立ち向かうのよ!!ってライアーゲームの主人公みたいな感じ。こっちは近未来の大衆同様、バトル大会にしか興味がないんですよ。私は事あるごとに言ってるんですが、デスゲーム系の創作物はなんですぐ運営と戦おうとするんですかね? たまには普通に私利私欲で勝利を目指してくれないかな。



その運営側「タイムトラベル戦闘局」(笑)も超テキトー体制でたった3人しかいないし、トップの女性なんてトイレにゾロゾロ入ってきたジャンヌダルクたちと出くわしただけでなぜか改心して彼らに協力してしまう。なぜトイレでそんな重大イベントを起こすのか。まあ従うフリをして裏切るのだろう…と思っていたら別にそんなこともなかった驚き。前半はまだ英雄同士の戦闘も楽しめましたが、後半は何度でも復活するわ、もう復活装置が使えなくなったと言った後も普通に復活するわ、狭い通路で複数人が入り乱れて戦うわ、クレオパトラの解毒剤が万能すぎるわと本当にグダグダすぎてどうでも良くなってしまいました。




「イモータルコンバット」(Amazon Prime Video)



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