「CHUM アンハッピー・シャークデー」 感想 お前はクソ映画の見過ぎだ

概要

原題:CHUM!

製作:2024年アメリカ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:ジョシュ・グレイブス

出演:マウス・クレイヴンズワース/アントニオ・サミュエルズ/マット・アライブ, テイム・コノリー/ジェン・バスカーク=ロジャース/ロージー・リッチモンド/マット・シェルドン


遠くない未来、遂にホホジロザメは絶滅。事態を受けマッドサイエンティストが、"再生"の名の下に遺伝子操作を行い、新たなサメを誕生させてしまう。舞台はとある小さな町。キャットとマーカスは、ときに些細な喧嘩をしながらも日常を送る恋人同士だった。その日はキャットの誕生日。だが、記念日は"異変"によって引き裂かれる。マーカスの友人ダニーが、移動中に何者かに襲われ腕を噛まれてしまったのだ。彼を自宅へ連れ帰り手当を試みるが、ダニーの体調は悪化していく。やがて家の中に"いるはずのないもの"の気配が忍び込む。サメは家の中に現れ、人間たちをあざ笑うかの如く奇声をあげながら、増殖を始めていたのだ-。

(Amazonより)


予告編

感想




今月から刺激ストロングで配信開始の新作サメ映画。

昨年はどこかの劇場で公開していたようです。



クオリティは確かにこのうえなく刺激的。いきなり冒頭、サメ人形に赤い液体を注入する実験シーンで「えっ?サメ男」未満の出来と分からされます。これはヤバい。しかも無駄に長い。で、そんなんでサメ人形が意思を持って動き出す。明らかにハンドパペットでカワイイ系です。



本筋に入ったら今度は全身にくまなく強烈なタトゥーを入れた女性・キャットがトイレでゲロを吐いてくれます。しかも続けて鼻をかんだり、ハミガキをする映像まで実に長々と映し出してくれる。何が悲しくておばちゃんがそんなことをしている様子を観察しなければならんのか。晩ご飯食べながら観てるんだから勘弁してくださいよ。にしてもハブラシ入れがリアルなドクロ型だったのには驚きました。そんなのあるんか。



そんなキャットさんの恋人がまた話の通じないめんどくさそうな44歳のオッサンで、友人に対してあろうことか


「お前はクソ映画の見過ぎ」


とか何とか説教を垂れます。よりによってなんてことを言い出すのか。どんな文脈で言ってたのかよく分からんかったけど、これは視聴者に対する宣戦布告と言っても過言ではない。まあ確かにクソ映画を片っ端から見ている人間じゃないと本作にまで手を付けることは決してないでしょうが。



彼自身は普通に名作ホラーがお好きなようで、部屋にジェイソンや悪いけなどのポスターをうるさいぐらいに貼りまくっています。パブリックドメインだからといって「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の映像も垂れ流しまくり。そんな尺稼ぎ法があったのか。



それでも70分まで引き伸ばすのは難しかったようで、どっかの知らない家で奥さんが赤ちゃんをあやしているシーンが異様に長かったり、そこへ乱入してきたサメ人形に奥さんが甘噛みされるくだりも異常に間延びしています。どうすればいいんだこれ。



他の見所と言えば、サメが


「サメはマジかっこいい」


と自画自賛するところかな。


そういえばサメが歯磨きしてるシーンもあったか…冒頭でタトゥーおばさんが歯磨きしていたのが布石だったのか?


あと明らかに一番力入ってたのが、オッサンが金玉をサメに食い破られるシーンでした。あれはまあまあ痛々しかった。こうして感想を書いてみると、意外と見所が多い良作サメ映画だったような気がしてくるから不思議です。






「CHUM アンハッピー・シャークデー」(Amazon Prime Video)


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