「パンチ&ジュディ~恐怖の殺人人形~」 感想 停電したのか、してないのか

概要

原題:Return of Punch and Judy

製作:2023年イギリス

配信:マイシアターD.D./ハーク

監督:ルイーザ・ウォーレン

出演:スーザン・リー・バートン/クリスタベル・クラーク/クリス・コーデル


幼い頃の記憶を封じて生きてきたヴァルの前で、家族が次々と姿を消していく。残されたのは、かつて皆を笑わせたはずの人形"パンチ と ジュディ"だけ。家の中では囁く声が響き、影が勝手に動き、現実そのものが歪み始める。逃げても逃げても悪夢は追いすがり、ヴァルが忘れたはずの"あの日"の記憶が少しずつ形を取り戻していく。家族に何が起きたのか、そして自分の過去にどんな真実が潜んでいるのか。迫りくる恐怖の中で、ヴァルはその核心へと近づいていく。

(Amazonより)


予告編

感想



イギリスクソ映画界の女帝ルイーザ・ウォーレンによる新作クソ映画。

もちろんスコット・ジェフリーも絡んでおりitn distributionブランド。ついでに「津波シャーク」監督のベン・J・ウィリアムズもカメオ出演している模様。



それだけのメンバーが集まっただけあって、これは想定以上にやばい代物でした。内容はイギリスでは昔からある人形劇の「パンチとジュディ」が呪いの殺人人形と化してある家族と親戚たちを襲いまくるというもの。



別に複雑な話ではないはずなのに、無駄に分かりにくい。祖母(ヴァル)の誕生日を祝うためにやってきた?母(トーリ)と娘(サリー)。ここまではいい。しかしその後続々集まって来る人々(5人ぐらい)については何の説明もなくどういう関係なのか分からない。おそらく姉妹とかイトコたちなんだろうとは思いますが、それにしては兄貴に迫られただの、イトコの女の子同士で付き合ってるっぽい会話もあったりして何だか爛れた一族です。他人なのかもしれん。よく分からん。



そんな感じなので配給会社も登場人物を把握できていないとみえ、あらすじが間違っています。いや、まあ私も深夜に半分寝ながら観てたので正しく把握できてるわけではありませんが…主人公は祖母(ヴァル)ではなく母(トーリ)と娘(サリー)の方なのは確かです。



なんせおばあちゃんは途中でものすごく変な死に方しますからね。殺人人形絡みで変な悪魔的儀式をしていたと思ったら、不吉な感じで家が停電するんです。それなのに、なぜかゆっくりお風呂に入り出すっていう。その流れでなんで急に風呂入るのか分からんし、停電してるのになんで風呂入ろうと思ったのか分からん。



しかもその状況で殺人人形たちはドライヤーを湯船に投げ込んでおばあちゃんを感電死させてしまう。それ自体は別にいいけど停電してるんじゃないの??っていうね。なぜよりによって停電中に感電死させようなんて思ったのか。停電を直そうとブレーカーに向かったおじさんは道具がなくて諦め、翌日になっても停電のままだと明言されます。まあそう言った次の瞬間には電灯が煌々と付いてるんですがね。



しかもおばあちゃんが不審死したのに速攻で火葬場送りにされ、通夜も葬儀も取り調べも何もなく娘たちは家でまったり。何なら誕生日ケーキも出てくる。ここで一体何が起きているのか。兄貴に迫られたとか何とかの押し問答がやたら長いしそこだけ音がデカいし、殺人人形による殺人シーンも一見凝っているようでいて、ただ血糊を軽く塗っているだけといういつもの手抜きルイーザマジックが炸裂。これはすごいクソ映画。唯一褒められるのは人形がちゃんと口パクしていたことだけでした。




「パンチ&ジュディ~恐怖の殺人人形~」(Amazon Prime Video)


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