「Wormtown」 感想 世界がトイレに落ちた理由

概要

原題:wormtown

製作:2025年アメリカ

配信:Cranked Up Films

監督:セルジオ・ピニェイロ

出演:ケイトリン・マクウェシー/レイチェル・リュウ/エミリー・ソッペ/マギー・ルー・レーダー/マディソン・マーラ


人の精神を乗っ取る寄生虫を崇拝するカルトが小さな町を占拠。ジェスたち3人は寄生虫から逃れ、ひっそりと生き延びていた。だが、寄生虫のサンプルを採取中にトラブルが発生し、カルトとの戦いが始まってしまう。


予告編

感想



邦題なしでひっそりとアマプラで配信された新作寄生虫ホラー映画。

レンタル200円。



そこそこ楽しめる出来ではありました。が、極力説明を排したアート映画的雰囲気で宗教色が強く、さらにアーミッシュについての知識も必要となってくるのでちょっと難解に感じます。アーミッシュなんてゴルゴ13でしか見たことないもんで「ランスプリンガ」の意味なんて全然知らなかったんですよね。最初はただの地名なのかと思ってたけど、やたらと連呼されるんで一応調べてみたら


「アーミッシュの子供が青年になる時に外の世界を体験して一生をアーミッシュとして過ごすか、ずっと外で暮らすかを決める通過儀礼」


なんだそうな。これは米国人にとっては説明不要の常識なんですかね。本作を観る場合、最低限これは頭に入れて観た方がいいです。仮にこれが劇場だったらそんなこと何もわからず見終えていたな…



そんな感じなのでエンタメ感は薄いんですが、そのわりには猛烈にグロくて驚きました。ワーム型寄生虫が人体に潜り込んだり飛び出したり巨大化したり引っ張り出したりでグチャグチャのウネウネ。かなりの低予算映画に見えるのに、グロシーンの特殊効果だけはものすごくリアルでとてもアレ。心臓付近で肥大化した寄生虫を電気ショックで引っ張り出すシーンが特に執拗で強烈。目玉に達した寄生虫を引っこ抜くシーンもえぐい。「敵を寄生虫に感染させる」行為も非常に気持ち悪い。少なくとも麺類をすすりながらの鑑賞はオススメできませんね。



テーマ的には、勇気をもって支配的で閉鎖的なコミュニティから一歩踏み出そう!…みたいな感じかなと思いました。まあ、人間何かしらそういったコミュニティに属しているもんなので…私もこのJTCから脱出できるものならしたいんですがね。



字幕は一応まともな方ではありますが、


「彼らの頭の上にはハゲがあるだろう」

「それが世界がトイレに落ちた理由だ」


あたりのセリフは若干ニュアンスが違うような気がしました。笑いを取りに来てる映画とは思えませんでしたからね。




「Wormtown」(Amazon Prime Video)


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