概要
原題:Kaiju Glam Metal Shark Attack
製作:2024年アメリカ
配信:NISHIKURA-EX
監督:ブレット・ケリー
出演:エレン・ミルドレッド/エル・アトソン/チャンス・ケリー/グレイソン・ケリー/トレバー・ペイヤー
宇宙からの事故により、メタル好きの漁師とサメが合体。その結果、音鮫怪獣グラメタシャークが誕生してしまう。彼は大音量のメタルに引き寄せられる性質を持っていた。なぜか超巨大化し、街を破壊しながら闊歩するグラメタシャークにオタワ市民はパニック状態。一方、グラムメタルのファンたちはオタワで”ゼラチン・スケラティン”のライブが開催されると知り、そこへ向かうが…
予告編
感想
今月からアマプラ刺激SPで配信になったブレット・ケリーのサメ映画。
どこかの都会では1年くらい前に劇場公開していた模様。まったく妬ましいことです。私も劇場で観たかった。
本作を見て初めて知ったのが、ブレット・ケリーがロックバンドのボーカルをやっているという意外過ぎる事実でした。作中でライブシーンもあったけど、クソサメ映画の監督よりよっぽど真っ当な活動みたいでビックリ。日本でもCD売ってるみたいだし。一体どっちが本職なんだ?
それにしても「グラムメタル」なるジャンルは初めて聞きました。ロックとかメタルのサブジャンルは南斗聖拳並みに派生しすぎていて何が何だか分かりません。聴いた感じではストレートな80年代的懐古ロックにしか思えませんでしたが。まあ、普通に良い曲ではありましたよ。
バンドはさておき、本作のグラメタシャークは手作りハリボテ感全開でやたら可愛らしいです。可愛さだけならサメ映画史でも3本の指に入れるクオリティと言っても過言ではない。ちなみに他の2匹は「シックスヘッドジョーズ」と「シャークトパス(vs狼鯨の時)」で決まりです。ヤツが高層ビル街をむやみに破壊しまくる映像はブレット・ケリー作品とは思えないほど超スペクタクル。「最高機密施設」が差し向ける軍隊との戦闘も、資料映像やAIを使いまくることで身の丈を超えた派手さを得ています。
「これはB級ではない、Z級なのだ!」と開き直ったゆるゆるクソサメ映画ぶりが疲れた脳に心地よく、あまりにもどうしようもないアホ展開と激しいツッコミどころの連打に微笑が止まりません。ヘリが思いっきり誤射してビルを破壊したり、謎の博士がキモいロボでサメと戦うシーンには笑わせていただきました。
パパのバンドもパパの映画も大好きなのであろうグレイ&チャンス・ケリー兄弟の微笑ましさと貢献ぶりも光ります。「パペットシャーク」で見た時より大きくなってるな…。いつの間にか彼らの成長をしみじみ見守る視線を持ってしまっている。家族で楽しく作っているのが分かるZ級映画はやっぱりいいものですね。(ライトファミリーはちょっと怪しいが)
「音鮫怪獣グラメタシャーク」(Amazon Prime Video)
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