概要
原題:Urubú
製作:2020年スペイン
配信:Prointel
監督:アレハンドロ・イバニェス
出演:カルロス・ウルティア/クラリス・アウベス/ジュリー・ダリーゴ
写真家のトーマスは妻と娘を連れ、スペインからアマゾンのジャングルへと撮影旅行にやってくる。彼らの夫婦仲は冷え切っており、それを修復する狙いもあった。だが、ジャングル奥地のキャビンに泊まった翌朝、娘が失踪してしまう。トーマスたちは必死に娘を探すが、そこには恐ろしい集落があった…
予告編
感想
今月からアマプラで配信開始のスペイン製謎映画。
レンタル200円。
まるで何の前情報もなく、一体何が飛び出すのかさっぱり見当がつかないワクワクを感じながら鑑賞。最初はジャケ絵からして鳥映画かな?と思ったんですけどね。原題はコンドルで撮影の目的もアルビノコンドルだったし。でも鳥はあまり関係なかった。
題材を明かすだけでネタバレになりそうなので気になる人はご注意ください。
アマゾンの奥地を舞台にした謎映画と言えば昨年は「アマゾン・ヒート」なんてのもありましたが、あれよりは真っ当なクオリティの作品でそこそこ楽しめました。とはいえ前半はアマゾンでダラダラ遊んでいるだけなので結構ダルい。一体何をそんなに引っ張っているのか?ともどかしいほどに展開が遅い。動物もワニがちょろっとしか出ない。エンジンがかかってくるのは後半になってから。
ただ作中で「ザ・チャイルド」を観ているシーンがあり、何が脅威となるかのヒントは示されています。まあ私は未見なので分からなかったんですが、一緒に観ていた謎映画仲間が気づいてくれました。ありがたいことです。持つべきものは謎映画仲間ですな。
それで後半はそんな感じの展開に。敵が敵だけに令和の今メジャー映画では到底できないような危険な描写が満載。それを見ていて楽しいかと言われると肯定はしにくい。が、捕えた大人を水に沈めてピラニア責めの刑に処すところは、アニマルパニック好きにはちょっとだけおいしい。やっぱりアマゾンものでピラニアは外せませんよね。デカいクモやヘビや鳥も襲ってはこないけど画面を賑わせてはくれます。
あまりに救いようがないオチにはちょっとビックリですが、それより驚いたのがエンドクレジット。いかに世界中で子供たちが戦争やら何やらでひどい目に遭っているか、虐げられているかの統計データを淡々と表示していく。こういう内容でそんな重たい社会的テーマを伝えようとしていたとは。こんなの見せられて何もしないのも悪いかなあ…と思ったので、とりあえずヤフーネット募金で子供支援のところに1000円だけ出しておきました。
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