「ヘルズ・キティ」 感想 地獄からの毛玉

概要

原題:Hell's Kitty

製作:2018年アメリカ

配信:FilmIsNow Horror Movies

監督:ニコラス・タナ

出演:ニコラス・タナ/ダグ・ジョーンズ/エイドリアン・バーボー/マイケル・ベリーマン/コートニー・ゲインズ


作家のニックはアパートの一室でエンジェルという猫を飼っていた。エンジェルは独占欲が強く、ニックを訪ねてきた女性たちを次々と殺傷してしまう。次第にニックは恐ろしい悪夢にうなされるようになり、エクソシストにエンジェルの悪魔祓いを依頼するが…


本編

感想



「キャットネード」で思ったほど猫成分を摂取できなかったので急遽探して観た猫ホラー映画。

youtubeのFilmIsNow Horror Moviesチャンネルで配信中。



サムネイルでは黒っぽくていかにも恐ろしい化け猫みたいな雰囲気を出していますが、実際に出てくるのは白いシャム系の非常に可愛らしい猫ちゃんとなっております。この猫は製作・監督・脚本・主演のニコラス・タナ氏の愛猫とあって本作は猫自慢を兼ねており、キャットネードと違って出番がかなり多い。猫成分の補給にはちょうど良いホラー映画でした。







初っ端から激しく脱力させてくれるテーマソングが素晴らしい。







ただ、本編のクオリティはそこそこ難があります。2回観ましたが2回とも終盤は寝落ちしてました。まあキャットネードに比べたら圧倒的に面白いのは間違いないんですがね。とはいえただただニックを訪ねてきた女性が次々と猫(悪魔に憑かれたエンジェル)に襲われるだけ。別にエンジェルに何か演技させてるわけでもなくただゴロゴロウロウロしてるだけなのに、いつの間にか襲われたことになってる人間がグロい状態と化す。



エンジェルちゃんに余計な負荷はかかってなさそうで何よりですが、おばあちゃんにシャー!と怒るシーンもあるので多少は演技させてたかもしれません。



ニック自身もなぜか変なのに襲われて心臓摑み取りとか色々やられるものの、悪夢的イメージ映像の繰り返しなのでストーリーが進んでいる感がない。どうやら短編のウェブシリーズを繋ぎ合わせて1本の映画に仕立てたものらしく、そのせいでまとまりに欠けているのではないかと思われます。ちなみに映画化だけでなくミュージカル化までされるくらいには人気があるようです。



本作はホラー映画のパロディだらけで、地味に有名俳優が何人かカメオ出演しておりその辺もマニア的には見所か。中でもよほど好きなのかスティーヴン・キング作品のパロディがやたら多い。謎の肉球サウンドスリッパを装備したピエロが襲ってくるくだりはおそらくITのアレなんでしょうが、エンジェルが目からビームを発射してそいつを撃退するシーンが本作のハイライト。猫成分の補給に加えてここで笑わせてもらえただけでも観た甲斐があったというものです。あんまりオススメはしませんが、キャットネードを観て物足りなさを覚えた人は観てみてもいいんじゃないでしょうか。





コメント

める さんのコメント…
ヘルズキティちゃん!
ホラーブログとかで書いてる人がいて、存在は知ってました!
かわいいなあ。本当にねこちゃんがふくふくしてて、かわいいです。
残り人間とかストーリーはもうオマケみたいなものです。
と、いいたくなるような味しかしない作品ですよね…。
岩石入道様の文章を、一日に何度も読めてとても嬉しいです!
これからもよき映画ライフを楽しんでくださいね!
岩石入道 さんの投稿…
>めるさん

すでにご存じでしたか!猫好きの映画ファンの間では有名なんですかね?
この映画のエンジェルちゃんはお世辞抜きで可愛い猫でしたね。
それ以外はダルいっちゃダルいんですが、目からビームを謎ピエロにぶちかますシーンはなかなか濃厚なお味でしたよ。
35分~のあたりにあるのでもし未見であれば目撃してみるのも一興かと。
やる気の出るコメントありがとうございました。