「メガ・インパクト 巨大隕石落下」 感想 ピコ・インパクト

概要

原題:Meteors

製作:2025年アメリカ

配信:マイシアターD.D.

監督:ブレット・ベントマン

出演:ロバート・キース/ティファニー・マクドナルド/フレッド・マンクーソ/ヴァン・クワトロ


地球上の至るところに隕石が降り注ぐ時代。その日もニューヨークが崩壊し、次はパリと隕石予報がテレビ放送されていた。そんな中、リアムは隕石が降りにくい地域であるテキサスでのんびり牧場を営んでいた。そこへ地上げ屋フィッシャー社の営業マンが乗り込んできて、強引にリアムから土地を買い上げようとするが…


予告編

感想




昨日から配信開始の新作ディザスターパニックソ映画。

監督は毎度おなじみブレット・ベントマン。



なのでクソ映画だろうとは当然想定していましたが、それにしてもまさかこれほどのクソ映画を出してくるとは思いませんでした。ベントマン映画を10本以上観ている私が言うのだからよっぽどですよ。下手するとキャットネードよりひどいかもしれん。キャットネード観た時は「今年ワーストかもなあ」と思ったのにその直後にそれを覆しかねないブツを出してくるベントマンすごすぎ。あの怒りくまさんでさえ「もう本当に勘弁してほしい」と言ってましたからね。




隕石が日常的に降り注ぐようになった世界で、主人公リアムの住むテキサスの農場は「隕石が降りにくい」から地上げ屋みたいな奴に狙われるという変な設定の話。自転や公転でグルグル回りまくっている地球上に隕石が降りにくい地域も何もないだろとは思いますが、アマゾンのあらすじではこのように書かれています。




地球各地で隕石の衝突が頻発する中、テキサスの人里離れた牧場に暮らす夫婦・シャーロットとリアムは、突如として"隕石の直撃地"となった自宅で孤立する。通信は遮断され、周囲の住民はパニックに陥り、秩序は崩壊。彼らは牧場を守ろうとするが、空からの脅威だけでなく、政府の隠蔽工作や武装した近隣住民の暴走にも直面する。やがて、隕石の落下が自然災害ではなく、何らかの意図を持った現象である可能性が浮上。シャーロットは元NASAの研究者であり、過去のデータと照合する中で、隕石の軌道に"人工的な操作"の痕跡を見つける。




私は映画観る時は事前に内容知りたくないのであらすじなんてろくに読まないんですが、後でこれを読んで驚愕しました。最初の「リアムは」ってとこまでしか合ってないんですよこれ。あとは全部デタラメ。



リアムの自宅周辺は隕石が降らない地域なので

「突如として隕石の直撃地」

になんてならない。全然降ってこない。

ひたすらのんびり静かに釣り。

キャットネードが動のクソ映画なら

こちらは静のクソ映画です。




周囲の住民などふたりしかおらんし、

そいつらも全くパニック起こしてないし、

というか静かすぎて誰一人パニック起こしてない。

パニックを起こすとしたら550円も課金してこの映画を観た視聴者です。




「政府の隠蔽工作」っていうか政府関係者なんて一切出てこない。



「近隣住民の暴走」も何も、さっきも言ったけど近隣住民なんてふたりしかいないんですよ。空からの脅威もなければ武装した住民の脅威も何もない。

暴走するとしたら550円課金してこの映画を観た視聴者です。



「隕石の落下に意図がある」なんて面白展開もまったくない。確かにそれでなければ納得できない設定ではありますが、作中で触れられることがない。ただ意味不明なだけ。



シャーロットはNASA関係ないただのおばさんだし、過去のデータ照合するシーンなんてないどころか電子機器はテレビくらいしか出てこない。



そんなんで人工的な操作の痕跡なんて見つかるわけないですよね。



リアムたちは隕石なんて無視してひたすらのんびりゆったりしてるし、クライマックスで起こるのは巨大隕石落下ではなく地上げ屋とのショボイ戦闘のみ。これは逆にすごい。



内容だけ見ればただただ虚無でクソ映画としてのネタ度は低いんですが、


ジャケ絵(サムネ)詐欺

タイトル詐欺

あらすじ詐欺


ここに極まる!

と言った風情の珍品でした。



まあベントマン監督は2025年だけで17本もの映画を作っているので、そりゃ1本1本はテキトーにもなるわな。



私はクソ映画マニアなので別に騙されてもいいんですが、同じベントマンでもこんなのよりは

「マフィアネード」

を早く輸入してほしいかなと思います。





「メガ・インパクト 巨大隕石落下」(Amazon Prime Video)





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