「3.3マイル 予告殺人犯」 感想 なるべく左折はしたくない

概要

原題:3.3 MILES

製作:2022年アメリカ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:スティーブ・ムーン

出演:マイケル・パレ/リチャード・ペイト/ゼバディア・ディヴェイン


ハロウィーンの夜、ミラー刑事の携帯に謎の男から電話が入る。「午前1時5分までに来い」と言われ、指定された場所にミラーと相棒が1分遅れて到着すると、そこには死体が横たわっていた。その後も犯人は手掛かりをほのめかしながら次々と殺人を重ね…。

(U-NEXTより)


予告編


予告編は無し。

感想



マイケル・パレがワケあり殺人鬼を熱演している激安謎映画。

毎度おなじみ itn distribution。

U-NEXT399P。



本当にとんでもなく激安なのでスティーブ・ムーンさんの自主製作、あるいはitnが超テキトーに製作したものと思われます。出演料などいくばくもなさそうなのに、カメオではなくメインどころでしっかり出演してこのうえなく真面目な演技を見せてくれるマイケル・パレには本当に頭が下がる思いです。



それはそれとして、あまり面白くはなかったです。マイケル・パレが殺人予告をしてから、警察がギリ間に合わない程度のタイミングで目についた人をテキトーに殺害し、警察をコケにしていく。



動機は分かりやすく復讐だけど、犯人ではなく警察にそんな形で復讐するってのは違和感があるし、それだけのために全く無関係な人たちを次々と殺害していくのは何だかなあと思います。被害者の人数もかなり多く、刑事たちによれば


「(被害者は)6人だ」


「数え切れん」


とのこと。

指の数オーバーしたからですか?



なぜ刑事に予告電話が来るのか?

過去の事件に心当たりが…!?

みたいな回想シーンが度々入るんですが、それって回想する意味ある???と問い詰めたくなるほど意味不明な回想ばかりでむしろ印象に残りました。断片的すぎたりセリフが何もなかったり時間が短すぎたりでマジで全然分からない。



せっかく予告電話してくれてるのになかなか電話に出ようとしない刑事も意味不明で困る。がんばれば防げるかもしれない予告殺人なのに焦りが全然ない。いや、そんな怠慢刑事を批判する意図の映画だからそれが正しい描写なのか。



立駐の上階にいた刑事コンビの片割れが予告を受けて車から降りて勢いよく階段を駆け下り、もう片方は普通に運転して立駐を降り、地上でスムーズに合流するシーンは何の意味もなさすぎてフフッとなりました。



あとマイケル・ラザールの映画ばりに車を運転している映像が多く、とりわけ右折シーンの占める割合が高く感じます。終盤などそんなに右折してたら同じところをグルグル回ることにならないか?と心配になるぐらいパレも刑事も右折してた印象。たまには左折してもいいのではないか。アメリカは日本と逆だから右折の方が楽なんでしょうね。私も免許取り立ての頃はなるべく右折したくないから可能な限り左折のみで目的地に向かおうとしていた記憶があります。まあ真面目な話をすると運転シーンをコピペしているせいですよね多分。場面が変わるたびに雨が降ったり止んだりしてるし。





「3.3マイル 予告殺人犯」(Amazon Prime Video)




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