「アミティヴィル・シャーク」 感想 女囚戦記 地下残虐ファイト編

概要

原題:AMITYVILLE SHARK

製作:2020年アメリカ

配信:TomCat Filims LLC

監督:マーク・ポロニア

出演:ダニエル・ドナヒュー/ジェフ・カーケンドール/タイタス・ヒムルバーガー/ティム・ハッチ/ジェイミー・モーガン/ジェームス・カロラス/マーク・ポロニア


アミティヴィルへ越してきたケリーは、路上販売で買った人形に憑りついていた悪魔の影響で殺人事件を起こしてしまう。収監先の刑務所では地下女囚残虐ファイトが行われており、ケリーは悪魔パワーでチャンピオンに勝利する。だが、ケリーと前チャンピオンは謎の研究所へ護送され、怪しい実験の被検体にされてしまう…


予告編

感想



マーク・ポロニアのいつものサメ映画…と見せかけてサメは4~5秒くらいしか出ず、本来のタイトルも実は「アミティヴィル・アイランド」となっており中身共々相当に意味不明な逸品。とりあえずアミティヴィルファン(いるのか?)とサメ映画ファンの両方を釣りたいのは分かります。



それにしてもアミティヴィルって地名なのに、それを冠した島ってどういうことなんでしょうか。ポロニア作品には「宇宙のアミティヴィル」もあるから考えたら負けですかね。



本作最大の見所はサメではなく女囚同士を争わせる地下残虐ファイトです。「猿の帝国」以来久しぶりの女囚戦記。と言ってもいつもの狭い倉庫で、観客もゼロで、殴り合ってるのか何なのか全然よく分からん適当な編集で、たったの一戦行われるだけの淡い見所ですが。この後のよく分からん展開より地下残虐ファイトをメインコンテンツにした方が良かったのになあ。



次の見所はそんな女囚ふたりを乗用車の後部座席に乗せて研究所へ護送するシーン。運転席との仕切りが何もないので刑務官が当たり前のように襲われてしまう。何もない林の中をダラダラと追っかけっこする映像が実にシュールでポロニアらしくて良い。



かと思えば珍しくクマ(資料映像)が出てきて勢いよく人間にかぶりつき、連れ去っていくサービスシーンもあって驚きました。ポロニアでクマは滅多に出ませんからね。本作は犬による同様の場面もあり、いつになくアニマルパニック濃度が高め。

「女の肉しか喰わん犬だ」

とか言ってたのに飼い主(男)まっしぐらだったのは笑いました。



話の内容はいつも通りよく分からないのであとは映像を愉しむしかない。その観点で言うとやたらアルミホイルがゆらゆら輝く研究所はなかなか刺激的なセットでした。女囚を監禁している部屋に鍵が付いてないとか、毒入り電撃ナノマシン(?)をリモコンで解除するとか、そんな細かいツッコミどころなんかこの揺れるアルミを観ているとどうでもよくなってきます。まあ結局のところいつも通りのポロニア映画だなと思いました。





「アミティヴィル・シャーク」(Amazon Prime Video)


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