ブログ開設2周年雑感


 


月日が経つのは早いもので、このブログを開設して2年が経ちました。PV数は累計60万に到達。公開した記事数は505件にもなります。「ある好事家の記録」時代の432記事を大幅に超えました。合計するともうすぐ4年1000記事に達しそう。よそ様のブログを見ていると1~3年くらいで更新停止してしまうところもけっこう多く、我ながらよく続いているなと思います。



なんせ映画ブログを計4年1000記事も積み重ねたところで、広告収入などネズミの鼻くそほどしかないというのが正直なところです。あわよくば副業にしようと広告収入に期待して映画ブログをやろうものなら短期間で挫折しても無理はないでしょう。私もなんだかんだ500記事も公開すれば月間50万PVくらいになってアドセンス広告収入も月間10万円くらいになって会社員という名の奴隷を脱却して自由の身になれるんだ…などと無謀な野心を燃やしていたこともありましたが今度こそ完全に潰えました。どう考えても無理。ASPからのお誘いメールもたまに来ますが、どうせ儲からんしスルーしています。



現実的にはせいぜい月間4万PVがやっと。それでも4万PVあれば月3000円くらい稼げても全然おかしくないはずなんですが、それにさえ遠く及ばない。私があまりベタベタとジャマな広告を貼りたくないからというのもありますが。こんな場末のブログを読んでくれるような奇特な方にストレスをかけることは極力避けなければいけません。




…まあカネのことはもうどうでもいいんですが、映画ブログをやっていると時たま面白いことが起きます。例えばこの前メキシコのyoutuberの方から問い合わせメールがきまして、


「ジョーズ・イン・ジャパンのレビュー動画を作りたいが、あなたのブログを引用しても構わないか?」


という内容でした。まさかメキシコ人が「ジョーズ・イン・ジャパン」などという日本の闇の底で蠢く邪神について調べているとは想像もしてなかったし、さらに私のブログにまで辿り着いてしまっていることには驚きましたね。しかも他の記事も結構読んでくれていたみたいだし。Googleのおかげで言語の壁が薄くなってきているなとつくづく実感します。私もなんだかうれしくなって何度かメールをやりとりさせて頂いたのですが、


「私もあなたの動画を見たいのでチャンネルを教えてください」


と尋ねたら返事が来なくなってしまいました。Why?





…あと今年遭った出来事で面白かったのは、「BAD CGI SHARK 電脳鮫」のマジャマ監督にこのブログが捕捉されていたことですね。




"日本は(どうやら)「電脳鮫」が大好き"


さすがに素直な言葉で絶賛できるサメ映画ではないのでかなり遠回しな愛情表現を込めた感想記事になってしまったのですが、一応なんとか伝わっていなくもないようです。Google翻訳って本当にスゴイ。しかし外国の映画製作者が読んでしまうこともあるとなると、いい加減なことは書きにくいですね。私はいい加減なことをテキトーに書き散らかしたいからいい加減な映画を好んで見ている面もあるんですが。






あと最後に、2年目はどんな記事がよく読まれたのかという話をします。

これはもう驚くほどぶっちぎりで「クソ映画・オブ・ザ・イヤー2020」の記事なんですよね…。

当ブログではサイドバーに「人気の投稿」ガジェットを貼っていまして、これは直近1週間のPV数上位5記事を表示するものですが、去年の12/28にこれを公開して以来、一度たりともランク外に落ちたことがないという驚異の安定感を発揮し続けております。




↑これが3月頃。

ずっと1位に張り付いてます。

みなさんクソ映画自体は観たくなくても、世の中にどんなクソ映画があるのかは知りたいらしい。




↑これが8月頃。

未だに上位を譲る気配がない。

グーグルサーチコンソールによれば当ブログへの流入検索ワードはそのものずばり「クソ映画」がぶっちぎりで1位です。ロングテールキーワードというやつですね。ちなみに「クソサメ映画」でもそこそこ来ていただいております。




↑さすがに9か月も経つと圏外に落ちそうになってきました。

この週は2~4位も全部アレな映画です。






↑現時点ではこの状態。結局、落ちそうで落ちていかない。他の上位記事が刻々と入れ替わっていく中、しぶとく粘り続けるクソ映画オブザイヤー2020。現時点で累計約1万PV。コメントは全く来てないのでウケているのかどうかはよく分からんけども。「こんないい作品をクソ扱いしおって!」みたいに怒ってる人がいないか実はちょっと心配。



私はいつも年末にはワースト10だけではなくベスト10と珍作10選も作っているのですが、そっちはクソ映画オブザイヤーの1割も読まれていないという始末。このバランスの悪さは一体何事なのか。まあ今の時代クソ映画について激しく書きまくった記事はあまりないと言えばないみたいだから、そういうのが読みたい特殊なマニア層が来てくれているのだと考える他ありません。



しかしこうなると2021もすごく気合を入れて書かねば…と勝手にプレッシャーを感じてしまう性格なのですが、今年は去年ほどひどいクソ映画に当たっていないという厳しい(?)現実。ボジョレー・ヌーボーみたいに毎年毎年「今世紀最高の出来」などと酔っ払いのような戯言をほざくのも気が引けるし、マジメに考えると今年はぬる~いワーストランキングになってしまいそうです。というか去年の奴らが例年になく強すぎただけなんですが。まあ年末の魔物に期待しておくとしましょうかね。

コメント