「メガ・ライトニング」 感想 ~イギリスが壊れた日~

概要

原題:MEGA LIGHTNING

製作:2022年イギリス

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:デヴィッド・グレゴリー

出演:メイ・ケリー/マリア・テイラー/エリオット・イーソン/リー・ハンコック/ジリアン・ブロデリック


昨今の温暖化によってイギリスで史上最大の雷雲が発生。そんな中、大学生姉妹のメグとコリンは両親がバカンスに出かけたのをいいことに友人を呼んで羽目を外すことに。一方、近所に住む殺人鬼がその辺の女性を拉致監禁していた。そんな彼らに激しい雷が直撃する…


予告編

感想




「サンダー・ストーム~世界が壊れた日~」の前作が早くも登場。という言い方をするのも変な話ですが、同じ月に別会社から順序逆に配信されるという雑な扱いをされているシリーズです。ちなみに3作目も存在する模様。

U-NEXT399P。



監督は別の人で、これの前に「鮮血のマリー 鏡の中の幽霊」という作品を撮った人なんですよね。そちらは配信されてわりとすぐ399円課金して観ようとしたものの、5分でギブアップした記憶があります。399円がどうでもよくなるぐらい禍々しいオーラを感じてしまって…今は反省している。



内容的には「サンダー・ストーム」における強盗団が単独の殺人鬼に変わった程度でおおむね似たようなもんです。舞台となる豪邸や森も同じ場所。なので見た目的にもほぼ一緒。



気になる違いといえば、今回の落雷は衝撃で地震を発生させ、デカい地割れまで起こすパワーがあります。車が地割れに飲み込まれるスペクタクル映像は腹筋を直撃するド迫力。おまけに落雷を喰らった車が上空に超高速で吹っ飛んでいく有様はたまらないものがありました。イギリスのディザスターパニックは尖りまくった珍作が多くて良いですね。



そんな恐ろしい雷がひっきりなしにバリバリ鳴り響く中、屋外のジャグジーでくつろぐアホな若者を直撃しまくる絵面が実においしい。尺稼ぎ以外に存在価値を見出せない殺人鬼が変なダンスを披露するシーンも面白い。殺人鬼と言いつつ直接は誰も殺してないし、目の前から走り去った獲物に気づかず

「いかにして逃げたのだ!?」

とか言い出すのも笑ってしまうんですよね。

全てが愛すべきテキトーさ。



主人公の女子大生はそんな状況に耐えられず、



「こんなの見たくない!


こんなのもうムリ!


これ以上耐えられない!」



とまるでこの映画を観ている人の心境を代弁するかのようなセリフを激しく連呼してくれます。いや、私は充分すぎるほど楽しみましたけども。クソ映画マニアじゃない人はそう言いたくなるでしょうね。





「メガ・ライトニング」(Amazon Prime Video)


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