「ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラ」感想 復活のサメ台風

概要

原題:The Final Level: Escaping Rancala
製作:2019年アメリカ
発売:ニューセレクト
監督:キャニオン・プリンス
出演:ジェシカ・チャンセラー/エミリー・スウィート/ティアナ・タトル/ブランドン・ルート/テイラー・バーレンス/バイ・リン

レトロなゲームを揃えたゲームセンターを開業しようとしていたサラ、レイ、クリッシーの三人組。しかし、彼女たちはそこに紛れていた謎のゲーム「ランカラ」の世界に吸い込まれてしまう。そこにはかつてゲームセンターで失踪したサラの兄ジェイクもいた。それは制限時間内にクリアしないと永遠に閉じ込められてしまうゲームだったのだ。

予告編



感想


毎度おなじみアサイラム&ニューセレクトによる「ジュマンジ/ネクストレベル」のパクリ…モックバスター。
ジュマンジだけではなく「レディ・プレイヤー1」からもパクってるようですが、私はどっちも観てないのでどのぐらいパクられてるのかは全然分かりません。一つだけ分かるのは、予算がそれらの1000分の1もないだろうってことです。しかし、そんなことはどうでもいいんです。






↑問題はジャケットの右上にいるアレですよ。私はジュマンジにもレディ・プレイヤー1にも全く興味はありませんが、本作に関してはジャケットにサメが映っている以上スルーできるはずもなく。たとえいつものくそったれアサイラムクオリティでも、一瞬でもサメが映ってくれればそれでヨシとしようではないか…

…と思ったんですが、意外にも本作は普通に楽しめる出来でした。これはうれしい誤算。アサイラムもたまには面白い映画を作る時があるんですね。まあ私がパクリ元を見てないせいかもしれませんが。
ちなみにジャケ絵のうち、サメと恐竜は出るけどライオンとゾウは全く出てきません。



ゲーム世界に取り込まれた女の子3人組がステージクリアを目指しつつ、昔取り込まれて失踪した兄貴も救出してしまおうという話。

冒頭でその女の子3人組がレトロゲームだらけのゲームセンターを開業しようとしてるんですが、かつてゲーセンに足しげく通ったオールドゲーマーから見ると非常に好感が持てる良い子たちですね。私の地元にはとうにゲーセンなど影も形も無くなってて悲しいんです。レンタルビデオ(VHS)屋はなぜかまだ生き残ってるというのに。

しかも彼女らのゲーセンの外壁にはデカデカと「余分な人生」とか日本語で書いてるし、置いてるゲームは大体日本製に見えるし。これは例によってアサイラムが日本市場をターゲットにして作ってるのか、それともニューセレクトが製作にも絡んでるせいなのか。


「ランカラ」は最初のステージで襲ってくるのがシャークネードって時点で掴みはバッチリです。出オチとも言える。こうしてみるとアサイラムってあれだけクソ映画量産してるんだし、結構規模の大きいクロスオーバー映画作れそうな気がしますよね。「スーパークソ映画大戦」的なやつ。まあよく考えたらシャークネード以外何も出せそうなのが思いつかないけど。早く次の鉱脈掘り当ててください。


ジュマンジに倣って最強無理ゲーとか謳ってますが、ランカラは全然難しそうには見えんのですよね。どう見てもレベル1のシャークネード戦が一番無理ゲー臭い。次の恐竜は結局スルーしてるし、ラスボスに至っては弱そうなヒゲのオッサン1人に対してサラたちは5人総がかりなので明らかに進むほどヌルゲーと化してる。

ジャンル的にはファイナルファイト風のアクションっぽい感じに見えます。安いゲーム風の演出とか脱力感溢れるファイティングポーズは失笑を誘いますが、格闘シーンそのものは意外と頑張ってて感心しました。

かつてアサイラムが(シャークネード以外で)こんなに頑張ったことがあるでしょうか?
いや、多分ない。他にもステージクリアするたびに女の子たちの服装がいちいち変わるとかアサイラムにしては異常なほど凝りまくってます。

何よりも省エネを身上とするあのアサイラムが…。
ザット/ジ・エンド」や「デイ・アフター・トゥモロー2020」では手抜きを極めたと言っていいほどのだらけたパチモンを製造していたアサイラムが…。

まあ、それだけ「ジュマンジ/ネクストレベル」のパチモンが稼げそうだと判断したってことですかね。何にせよ、シャークネードファンなら本作は必見と言っておきます。

コメント

  1. ジュマンジ/ネクストレベルもレディ・プレーヤー1も観た人間としては非常に興味を惹かれますね。しかし、あらすじを読む限りは本当にジュマンジですねw

    出会う機会があれば観てみたいと思います。

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    1. 両方とも見ているとはさすがですね。
      ついでにシャークネードも観ておけば本作を観ずにはいられなくなると思いますよ。

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