概要
原題:A KILLER IN MY HOME
製作:2020年カナダ
配信:トランスワールドアソシエイツ
監督:ファラド・マン
出演:ブリー・ウィリアムソン/ハンナ・ヴァンデンバイガート/パーシー・ハインズ・ホワイト
裕福な家族の夫が若くして急死。亡くなる直前に妻メリッサに告げたのは、隠し子と愛人の存在だった。「息子を守ってほしい」と遺言されたメリッサは困惑するものの、生活に困窮している夫の愛人と隠し子を見捨てることができず、自宅敷地内のゲストハウスに二人を住まわせるのだが。
(Amazonより)
予告編
感想
とてもよくあるタイプのマダムサスペンス。
「あと数日で配信終了」との表記に気づいて一応観ておきました。
上に貼ったあらすじ通り、ものすごくお人よしの未亡人マダムが夫の愛人と隠し子を自宅敷地内の別宅に住まわせてあげる…というかなり非現実的なストーリー。最近で言えば「ウェルカム・ネイバー その隣人、一線を越える」に近い感触です。
なりふり構わずマダムにすり寄って来る愛人は明らかに図々しくてカネ目当て丸出し。そんな奴に過剰に同情して助けてあげるマダム。これは観ていて苛つくのが普通の感性でしょう。マダムの同僚もそんな目で見てたし。博愛精神も相手を間違えるとえらいことになります。
しかしそんな本筋はマジでどうでもよくて、問題はクライマックスのバトルシーンです。いよいよド汚い本性を露わにして直接カネを奪おうとやってきた愛人。お人よしでひ弱なマダムがそんな悪党にどう対処するのか。今まで本が一冊書けるぐらいのマダムサスペンスを観てきた専門家の見地から言わせてもらいますと、これは「格闘戦になるが、間違いなく瞬殺で決着が付く」タイプの作品であると確信していました。そもそもネット口座でカネを送らせるのに拘束もせず慢心し切って背中を向ける愛人サイドにも問題があります。まあそれすらこの業界ではよくあることですが。
なので、マダムがのっそり立ち上がった時はてっきり背後からの一撃をくれてやるのかな…と思ったらそうではなかった。武器を隠し持ってるのかと思ったらそれなかった。予想を超えてきた。何立ってんじゃおら~とチンピラ感丸出しで詰め寄ってきた愛人に対し、
無言の頭突きで瞬・殺!
つええ!どんだけ固い頭してるんだよ!と驚愕せざるを得ない決着。瞬殺っていうのは当たってたんですけど、これはさすがに想定外。一撃必殺を確信している顔でしたよあれは。そんなにも頭の固さに自信を持っていたとは…。他はともかくこのシーンは本当に面白かったです。欲を言えば頭の固さに関する伏線がチラっとあればもっと良かったですね。
「キラー・イン・マイ・ホーム」(Amazon Prime Video)
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