「ゾディアック・ファイターズ」感想 サメ映画界のオーパーツ

概要

原題:十二生肖/The Zodiac Fighters

製作:1978年台湾

配信:Wu Tang Collection

監督:チェン・ホウ

出演:ポリー・リンフェン・シャンクアン/フォン・シー/ヤン・ユエ


女性は魔法の剣を発見し、ドラゴンカンフー学校の最も深い秘密を学ぶことができます。

(imdbより)

本編

感想



メガロドン将軍が絶賛していた1978年の台湾製カンフーアクション謎サメ映画。

youtubeで公開中。



スタートからいきなりアクセル全開で置いて行かれてちょっとつらかったけど、クライマックスのサメバトルは今見ても途方もなく凄い。「ジョーズ」からたった3年後にこんな現代的なサメ映画が撮られていたとは驚きです。これはサメ映画界のオーパーツと言っても過言ではない。あの場面だけで充分元が取れるので、サメ映画マニアは是非観ておきましょう。



ストーリーについてはいつの時代のどこを舞台にしているのかもよく分からないファンタジーな武侠もので、オープニングから何から何まで異常に唐突すぎるうえに大量のわけわからんセリフをまくしたて続けるので全然ついていけませんでした。まあ自動翻訳だからっていうのもありますが。主人公の職業がプロの弔問客っていうのも初めて見た。それでも一応、十二支の動物たちを模したカンフー戦士たちが悪の帝王タイガーシャークに戦いを挑むという大筋だけは分かります。



そのタイガーシャークは名前だけはよく出てくるものの、御姿は本当に最後の最後まで引っ張ります。いや、サムネでボコられてる人なんですけどね。最初は気づかなかったもんで。十二支カンフー戦士がやたら気合の入った衣装と振る舞いなので、タイガーシャークへの期待もパンパンに膨れ上がった状態での登場。にも関わらず想像をはるかに超えてきた。まさか大量のサメ人形を取り付けたサメ神輿に乗って現れるとは!?



しかもそのサメ人形がただの飾り付けで終わらず、飛んできて噛み付き攻撃を仕掛けてくる絵面に驚愕を禁じ得ない。なんせサメが飛んでくるなんて発想が出てきたのは21世紀になってからだと思ってましたからね。1978年当時はまだそんな面白生物扱いはされていなかったはずなんです。21世紀の最新フライング鮫映画「サメデターZ:飛翔鮫」を半世紀近くも先取りした圧巻の戦闘シーンにはもうテンション爆上がりでした。





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