概要
原題:CHIP FACTOR
製作:2007年アメリカ
発売:Zeyliv
監督:マイケル・ハリス
出演:ロバート・ハッチ /ネルソン・ボネイラ/ チャック D
極秘に開発されたチップを人体に埋め込むことによって、人間の頭脳、肉体、能力を最大限に増大させる超人類計画。それは人類を幸福にするものなのか、それとも神を冒涜する狂気の発明か!実験のために集められた被験者たちは、それぞれが異なったチップを埋め込まれる。ある者は頭脳が明晰に、別の者は凶暴に、またある者はエロティックにと、自らの意思とは関係なくチップにコントロールされてしまう。それは人類の奴隷化計画。人間が人間のために働く超人類を想像することだった。
(ジャケ裏より)
予告編
感想
以前、阿部雄大先生が激推ししていたのが気になってDVDを購入しました。送料込みで700円ぐらいだったかな。
ゼイリブとかいうよく分からんメーカーなので当然配信はなし。
行方不明のマーカス君をママが探しているシーンからスタート。どうやら超人類組織にさらわれたらしい。それはいいんですが、ビラをハンマーで釘打ちして貼って回っていてビックリ。街路樹とはいえいいのか? そこは画鋲とかテープで充分なのでは?
ジャケ絵から近未来的な舞台を想像しますがそんなことは全くなく、その辺の公園バスケで尺稼ぎ。超人類のビジュアルも普通の人と変わらんし、そもそもプルートゥというワードも本編には全く出てこない。
そして場面に全く合っていないBGMセレクトがやたら濃い違和感を醸し出してくれます。全編に渡ってあまりに珍妙な曲がかかりまくるので、適当に自分の好きな曲をかけてるだけであると思われます。
そんな中、組織が超人類プルートゥを製造すべくその辺を歩いていたマーカスを狙い、吹き矢でチップを注入。吹き矢でね。もうちょいましな手段はなかったのか。と思ったら普通にあって、普段は治験でバイトを募集してチップを注入してるんですよね。応募者まあまあ来てるし。吹き矢でやる必要など全くないのではないか。服とかに刺さって取られたら面倒じゃないか。
それでチップを注入されたらどうなってしまうのか。よく分からないんですが、とりあえずパワーチップを注入された超おばちゃんがエネルギー弾を発射してくる場面があり、絵面的にはとても愉快です。チップには色んな種類があり、知性チップを入れた成人男性は微分積分やピタゴラスの定理を理解できるようになります。元の学力がどうだったのか知らんけど、高校生レベルの数学を習得できるのは素晴らしい成果ですね。とはいえそれで超人類を名乗っていいかは微妙なところですが。
さらにラブチップとかムードチップを注入される人類も登場。効果は今一つ分かりませんが、ラブチップではエロティックな超人類になる模様。使い道が思い浮かばないけど、まあ世の中にはそうなりたいと願う奇特な人もいるかも。しかしムードチップは本当に何の意味があったのか分からない。しいて言えばムードチップ男が映っているシーンでは比較的ムーディーなBGMが流れていたので、そういう能力の可能性があります。知性チップの方がいいな。
これを開発した悪徳企業が販促ビデオを作って流そうとしてるんですが、テレビショッピングみたいな胡散臭い内容で笑えます。食品扱いだが死に至る可能性ありという注意書きがあるのは良心的なのか。処方箋無しでドラッグストアで買えるようにするため食品衛生局に交渉するんですが、なぜかその商談がやけに長い。そこは尺を割いて描くべき場面なのか? まあ珍作マニア的にはユニークでいいですけども。
クライマックスはしっかり大人数入り乱れる格闘戦が展開し、飛び蹴りやエネルギー弾がバンバン飛び交う珍場面を見せてもらえて大満足。とはいえ普通の人が観たら大激怒必至のクソリティなので取り扱いにはご注意ください。
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