概要
原題:The Bayou
製作:2025年イギリス
配信:AMGエンタテインメント
監督:タネリ・ムストネン/ブラッド・ワトソン
出演:アシーナ・ストラテス/マダレーナ・アラガォン/ギャヴィン・コズモ・マーテンズ/アンドニス・アンソニー
女子大生のカイルと親友のアリスたちを乗せた飛行機が広大な湿地帯に墜落。一命を取り留めた彼女たちが放り出されたのは、地図に載らない禁断の"死の水域"だった。そこは、突然変異によって殺戮の快楽に目覚め凶暴化した巨大ワニがひしめく地獄。救助の望みが絶たれ生存者たちが次々と餌食になるなか、迫りくる嵐による急激な水位の上昇というさらなる絶望が彼女たちを襲う。絶体絶命の窮地で、カイルとアリスが下した"究極の決断"とは…。
(Amazonより)
予告編
感想
今月から配信開始になった新作ワニ映画。
U-NEXT399P。
便乗系邦題なので特に期待してませんでしたが、これはかなり面白かったです。ワニ映画は「クロール」が別格的存在として、それを除けば最上位クラスなんじゃないかな。人里離れた湿地帯で孤立した旅行者たちを容赦なく襲ってくるワニの群れ。奴らは変な薬物で強化されており、なかなかの絶望感が漂っています。
一応シリアス系の雰囲気ではありますが、所々明らかに変な場面があって笑わせようとしてくるサービス精神が良いです。特に飛行機が墜落するきっかけのシーンが最高に面白い。おじさんがスマホ野郎に注意しようと勢いよく立ち上がって天井に頭をぶつけただけで緊急事態に陥ってしまう。なかなか常人にはできない発想です。発端は完全にギャグなのに、一度墜落モードに入ったらそこからはシリアスそのものでそれがまた面白い。スマホ野郎の末路も思い切りが良すぎて笑いました。
主人公カイルの親友アリスのキャラクターも印象深い。親が競馬でスッて闇金に手を出し、さらにアリスの貯金にも手を付けてしまい、そのせいで著しく困窮しているという気の毒すぎる設定。本作には「ワニの卵が1個1万ドル」という謎の設定があり、全員で生還を目指しながら彼女だけがついでに卵をゲットしようと独自に動いている。日本だとワニ卵の目玉焼きが1個1万円という怪情報がありましたが、昨今のインフレで値上がりしたのでしょうか。本当に1万ドルもするなら私もワニ卵ハンターになって1年に10個ぐらいハントすれば食っていけますかねえ。日本にワニがいればぜひやりたいんだけどなあ。その卵を持ってラスボスと交渉するクライマックスなんか「プテロダクティルス」で見たのと同じような光景で面白かったです。最近の英国製モンパニのトレンドか何かなのかな。
「アリゲーター エイペックス・モンスターズ」(Amazon Prime Video)
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