「ドクター・ジキル&ミスター・シャーク」 感想 サメより壁を見てる方が面白い

概要

原題:DR. JEKYLL & MR. SHARK

製作:2024アメリカ

配信:TomCat Films LLC

監督:ブレット・マコーミック

出演:ランディ・クロワー/ジョシュ・マーティン/ダニー・ブリス/ダスティン・ファーガソン


妻を失い、世捨て人となったジキル博士。絶望しきった彼は、未承認の薬「サメニナール」に手を出してしまう。だがそれは、彼の肉体を血に飢えたサメ人間へと変貌させるものだった。狂気的な愛に突き動かされる博士は街を徘徊し、亡き妻との絆を脅かす者すべてを狩り尽くしていく

(Amazonより)


予告編

感想



今月から刺激ストロングSPで配信開始の激ヤバZ級サメ男映画。

これも相当酷い代物ですが、「ジョーズ in USA」に比べれば圧倒的にマシではあります。



ダスティン・ファーガソンがどこかに出演しているらしいんですが、全然分かりませんでした。OPクレジットとエンドクレジットを3回ずつ見たけど載ってなかった。一体どこにいたんだろ。



内容は「ジキルとハイド」のハイド部分をサメ男(ミスターシャーク)に置き換えたような話。ストーリーはめちゃくちゃ薄くて何の感想もないです。なので映像的に印象に残ったところだけ語らせていただきます。



なんせあらすじでは「亡き妻との絆を脅かす者すべてを狩り尽くしていく」なんて言いながら実際には2人しか狩ってないですからね。いくらなんでも少なすぎるキルカウント。ただ特殊効果はブレット・パイパー大先生だったのでかなり派手になっておりその点は良かったです。遺体の後始末とか必要以上にグロくてうへぇとなりました。AIっぽいところもあったけど多分気のせいでしょう。



ジキル氏の城みたいな自宅は外装も内装も古風で豪勢、しかしわけのわからん怪しいグッズだらけでとっちらかっており、なかなかのインパクトがあります。中でもミッション・インポッシブルのトム様みたいなポーズをとってるゾンビ人形が執拗に映りまくる意図がわからなくてかなりアレ。いや、意図は尺稼ぎなんだろうけど。他にもミスターシャークが行きずりで引っ掛けた女性宅の冷蔵庫にウンチのシールが貼ってあったりとかね。



あと、画質が2980円の見守りカメラ以下でフレームレートも異様に低いのが気になりまくり。ふた昔前のホームビデオでもここまでひどくはならないでしょう。一体何で撮影すればこんなカスい映像になるのか。ただでさえ荒いのに処理落ちしてるのか?ってぐらい顔とか背景が遅れてピクピク動いていてストーリーを楽しむどころではありません。



特に、ジキル氏の後ろに飾ってある裸婦?の絵が常時ビクビクビクビク震えまくっていて不気味です。それにばかり気をとられてしまってジキル氏の話を全然聞いてませんでした。



後半になると今度は地下室の壁が異様にビクビクブルブルしていることが気になりまくります。例えるなら初代PSのポリゴンに近接した時のようなブルブル感。こんな変なものを見せられては字幕を読むどころではない。ずっと壁の具合ばかり観てしまいました。本筋より壁の方が面白い映画なんて初めて見た。




「ドクター・ジキル&ミスター・シャーク」(Amazon Prime Video)


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