概要
原題:The Nanny Knows
製作:2022年アメリカ
配信:トランスワールドアソシエイツ
監督:リンジー・コーマン
出演:レベル・カーペンター/ライアン・フランシス/ローリー・フォーティア/コディー・バグショー/ジャック・オースティン
大学生のキンバリーはある大豪邸のベビシッターに雇われる。キャリアウーマンの奥さんが全米各地へ出張へ行っている間、子供を見て欲しいというのだ。だが、初日から父親の浮気現場を目撃してしまう。友人と相談して口外しないことに決めたが、その夜に浮気相手が何者かに殺害され…
本編
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感想
ベビーシッターが家主の浮気を目撃してさあ大変(?)という感じの北米マダムサスペンス。
気にする人はあまりいないと思いますが、メイントリックのネタバレを含みますのでご注意ください。というかむしろトリックについてしか書いてませんが。
何やかや色々起きますが、「ベビーシッターが浮気を目撃後、奥さんが出張中に旦那の浮気相手が何者かに殺害される」のがメインの事件です。奥さんは出張してるんだから当然アリバイがあり、容疑者リストからは外れることになります。ちなみに出張先は
「BOSTON」
「New York」
「Philadelphia」
「Washington,D.C.」
と忙しく飛び回っており、移動するたびに上記の地名がスタイリッシュに字幕で表示されます。日本版についてる日本語字幕じゃないですよ。英語でしっかり奥さんに被せて表示されるんですよ。
…だから、さすがにそこでウソをつくとは思わないじゃないですか。確かに奥さんは怪しいけど、仮に奥さんが犯人とするなら殺し屋を雇ってやらせたとか、あるいは超高速で日帰り出張してたのかなと思ってたんですよ。だって作中で実際に奥さんが超能力で「BOSTON」なんて文字列を具現化させたって意味ないんだし。作り手が視聴者に直接虚偽の情報を演出で知らせてどうすんだよ?って話じゃないですか。
それで実はボストンにもニューヨークにもどこにも行ってなくてただそんなフリをしてそのまま町内に滞在してたんだよ!だから彼女が犯人でもおかしくないんだよ!!!って言われても違う意味でめちゃくちゃ驚いてしまいました。サスペンス映画も推理小説も一切摂取したことがない人が作ったかのような驚愕のミラクルトリック。こんなの見たことない。北米マダムサスペンス業界はほんとフリーダムな珍作映画の宝庫だな…と改めて思いましたよ。
「デンジャラス・ラブアフェア 家主の浮気」(Amazon Prime Video)
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