概要
原題:Beast of War
製作:2025年オーストラリア
発売:彩プロ
監督:キア・ローチ=ターナー
出演:マーク・コール・スミス/ジョエル・ナンカーヴィス/サム・デリッチ/マクシミリアン・ ジョンソン/リー・タイガー・ハレー
第二次大戦時、オーストラリア軍の新兵を乗せた船が日本軍の奇襲を受け、撃沈されてしまう。生き残った数人の兵士たちは霧深い海上に取り残され、極限のサバイバルを強いられる。そのうえ、獰猛なホホジロザメまでもが寄ってきて…
予告編
感想
普通のよりスプラッターホラーな展開を予感させる刺激的な邦題のサメ映画。本国では劇場公開して人気だったそうで、日本でもそうすればよかったのにと思うほどクオリティは高く、面白いです。ちなみに半分戦争映画でもあるので彩プロから出ています。
U-NEXT399P。
撃沈された輸送船の破片の上で海上を漂うオーストラリア軍兵士たちの過酷なサバイバル劇。インディアナポリス号の話に似ていますが、それとは別の実話を基にしているとか。水も食料もろくになくただでさえ助かりそうもない状況なのに、さらに日本軍と戦いながらサメの相手までしなければならない。日本人が言うのもなんですが、大変ですね。
低予算なので水面に揺れがなくだいぶセット感がありますが、サメがCGではなくアニマトロニクスなのは素晴らしい。サメの禍々しい造形から伝わってくる気合と迫力が全然違います。最近本当に真面目で真っ当なサメ映画が増えましたよね。
本作はサメ映画としては珍しくやたら手榴弾を使うシーンが多い。寝ぼけて誤爆やらなんやらで必要以上にスプラッタな絵面を生み出してくれます。
「おい、内臓がついてるぞ」
なんてセリフが飛び出すサメ映画は他にないでしょう。
さらに印象的なのは飲尿シーン。いや別にそんなの観たいわけじゃないけど、わざわざ飲尿シーン専用テーマ曲を用意するくらいには見せ場として機能させたかった模様。水が無いのに何日も漂流してたら仕方ないですかね。
さらにもっと印象的なのはクライマックスで襲ってくる日本兵「コマンダー・テツオ・ハラダ」(マサ山口)。ゼロ戦に持ち込んだ酒を脱出後も大事に抱える荒くれ者。まさか日本兵と戦うサメ映画が出てくるとは。というか正直サメより目立ってる気が。そんな具合に真っ当なようでいて案外変わり種でもある、良い作品でした。
「ビースト・オブ・ウォー 絶海・殺戮 人喰いサメ地獄」(Amazon Prime Video)
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