概要
原題:MEGA LIGHTNING 2
製作:2023年イギリス
配信:マイシアターD.D/ハーク
監督:ベン・J・ウィリアムズ
出演:メリー・マイヤーズ/ダニエル・スコット/ジェイス・リバーズ/コナー・パウルズ
その日、イギリスにとんでもない雷雲が来襲。だが、そんなことは構わずIT企業社長の別荘に3人組の強盗が侵入した。一方、その親類の娘たちは近場の別荘で羽目を外そうとしていたが、激しい雷で別荘の天井とDV彼氏が跡形もなく消滅。しかたなくIT社長の別荘へと向かうが…
予告編
感想
「ディープ・インパクト2025」などでお馴染みベン・J・ウィリアムズ監督の新作ディザスターパニック。原題をみるとメガ・ライトニングシリーズの2作目となってますが、肝心の1作目は日本未入荷。まあ、特に話のつながりはなさそうだから別にいいか。
いつにも増してイカれた内容で珍作ディザスターファン大歓喜必至の奇跡的クオリティとなっております。今のところこの監督作にはハズレがひとつもありません。素晴らしい。
まずイギリス映画ではよくあることなんですが、序盤からそこら中にモリモリ落雷しまくっている状況でも、誰も気にしない。家にいくら雷が炸裂しまくっても、何なら炎上しても気にしない。ちなみに雨は全く降りません。それでも強盗は普通に仕事を始めるし、アホな若者たちは普通に別荘で羽目を外そうとします。彼らにとっては「ちょっと天気が悪いかな…」くらいの感覚なんでしょうか。
強盗に気づいたIT社長は奥さんに
「9番アイアンだ」
とわざわざゴルフクラブの番手を指定して要求。
ここはゴルフコースか?
奥さんはキャディか?
寝ぼけているのか?
未だかつて見たことのない珍シーンに笑いを禁じ得ない。コメディの空気じゃないんで余計シュールなんですよね。まあ、武器として使うのであれば、ドライバーより短めのアイアンの方が使いやすいだろうな…とは思います。見つからなかったので結局ハンマーになったんですけどね。
「ハンマーだぞ!」
と威嚇しながら移動する社長とハチ合わせた強盗の行動もどこかおかしい。しばらくお見合いした後、おもむろに頭突きをかますっていう。ここもえらいシュールな雰囲気で吹き出すこと請け合いです。
そんな感じで捕まってしまったIT社長と奥さん。強盗達はなぜか英国紳士気取りでお茶を出してくれるんですが、それに口を付けた社長がまるで毒物でも盛られたように激しく苦しみ出す! 一体何があったのか!?
「ミ、ミルク入りだ…!」
ミルク入り…それだけ!?
極度の乳糖不耐症なの!?
ミルク入りかどうか見れば分かるだろ!?
強盗はなんでわざわざミルク入れてくれたの?
ここは瞬間最大風速だけで言えば今年ベスト5圏内と言っても過言ではないほど笑ってしまいました。「ナチ・ゾンビ」のラストといい勝負できるくらい笑った。
意思を持っているとしか思えない雷が人間に命中する絵面も相当なインパクト。人間を木っ端みじんに粉砕する雷とは何なのか。しかも打たれる方もだいたいみんな数秒前に察してますからね。ディザスターパニックというよりモンスターパニックに近いノリ。いや~ほんとに楽しい珍作でした。
あとはもう全然書き切れないので、好きなセリフだけ挙げていって終わりにします。
「パソコンあるか?」→「IT業界だぞ」
「雷だぞ」→「室内だぞ」
「ベジタリアンパンチだな」
「きっと核爆発よ」
「サンダー・ストーム~世界が壊れる日~」(Amazon Prime Video)
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