「リーサル・レッスン 女教師」 感想 事実はどうであれよく分からない

概要

原題:A Lethal Lesson

製作:2021年カナダ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:ジェイソン・ジェームズ

出演:ロンダ・デンツ/カルロ・マークス/ポピー・ダーチ/テガン・モス


親友が何者かに殺害され、幼い一人娘の後見人となった教師のローレン。さっそく養子縁組の手続きを取ろうとする。だが、ローレンを慕う男子学生コナーが彼女につきまとい、周囲にあることないこと吹聴したせいで問題になってしまう。このままでは推薦状をもらえず養子縁組もできないと苦しめられるローレンは何とか誤解を解こうとするが…


予告編


動画サムネイル

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感想



リールワン・エンターテイメントのテレビ映画。

何かアレな意図を感じてしまう邦題ですが、いつもの豪邸マダムサスペンス。そこそこしょうもなくて面白いです。



今回のマダム(ローレン)は独身の高校教師。なのに、やはり住んでいるのはプール付きのオシャレな豪邸。最初から子供部屋もあるので、親友の子供をひとりやふたり引き取るぐらい何の抵抗もありません。一体いくら収入があるのか? 庭にはファイヤーピットテーブルも完備しており、夜にはリッチな炎をお供にワインをくゆらせることができます。



しかしローレンには面倒なストーカー男子学生がついており、彼が運転していると思しき黒いスポーツカーが乱暴な運転で迫ってきます。


「全く子どもはムチャな運転するわ」


そんな呑気な反応でいいのか? と思いましたが、カナダでは州にもよりますが16歳から簡単に免許が取得できるそうです。アメリカだと14歳から可能な州もあるとか。羨ましいやら恐ろしいやら。子供のムチャな運転を許容する土壌があるというわけですね。



ローレンを狙うのはストーカー男子だけではなく、彼女が引き取った子供を奪い取りたい人物も存在し、養子縁組のための推薦状取得を邪魔してきます。出てきたと思ったら速攻で毒を盛られて退場する恩師。飲食店で出された飲み物なので毒を入れるスキが全くないんだけど、そんなことお構いなしのスピード感がたまらない。



例によってそいつに自宅に不法侵入され、ストーカー男子に罪を着せるため彼のTシャツを置いていくという巧みな犯行。どこの世界にうっかりTシャツを忘れていく侵入者がいるのか? 気にしたら負けです。警察は気にしません。



事態を重く見た校長は推薦状どころかローレンに残酷な処分を告げます。


「事実はどうであれ停職処分だ。

よく分からないが」


事なかれ主義ここに極まる…と言っていいのかどうかすらよく分からない名言。女教師を陥れたいのならストーキングするのが手っ取り早いというわけですかね。よく分からないが。



しかし何だかんだ言って最終的には包丁を持った犯人が襲い掛かって来るわけですが、ローレンがそこで見せる必殺技「合気道・刃物返し」(?)はなかなかのインパクトで良かったです。この手のサスペンスはクライマックスで犯人を瞬殺するマダムが結構多くてビックリするんですよね。あと致命傷を負った人がプールにドボンする絵面も多いかな。




「リーサル・レッスン 女教師」(Amazon Prime Video)



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