「サメデターZ:飛鮫」 感想 フライングキラー vs シャワーマン

概要

原題:Apex Predators 2: The Spawning

製作:2024年アメリカ

配信:NISHIKURA-EX

監督:ダスティン・ファーガソン

出演:ヴァーノン・ウェルズ/クリストファー・シャワーマン


カリフォルニアのビーチで行われるバレーボール大会に参加するためやってきたジャッキーと仲間たち。厳しいコーチの元、苦しい特訓に励む彼女たち。だが、その海では謎の空飛ぶサメ軍団がなぜか大発生しつつあった…


予告編

感想



ダスティン・ファーガソン監督久々の新作サメ映画。

いつもながら映像も脚本も何から何まで想像を絶するクソリティですが、サメの出番がわりと多いためファーガソン監督作の中では一番ましな出来栄えだと思います。あまり大きな声では言えませんがそこそこ楽しめてしまいました。



激安のちいサメCGが飛んできてビーチの人々に喰らい付く。その光景を観て思い出したのは「殺人魚フライングキラー」。小学生の頃、ターミネーターとエイリアン2に感動し、その勢いのまま地上波放映されたフライングキラーを観た時のガッカリ感は忘れられません。つまらなさとキモさで具合悪くなりましたからね。まあキャメロンに一番失望したのはタイタニックの方ですが…



しかしあれから30年以上経ってるのに、フライングキラーより圧倒的に酷い出来の似たような映画を観て喜んでいる自分がいる。人生ままならないものです。



バレーボール大会に出ようとしている主役の女性4人組はどう見てもアラフィフ…おまけしてもアラフォーのふくよかなおばちゃんたち(明らかに一般人)ですが、設定としては学生なのだそうです。女子大生(仮)。それに何の意味があるのかは分かりません。この映画自体に何の意味があるのかも分かりません。こんなのにヴァーノン・ウェルズが出ているのも謎すぎる。



彼女らがバレーボールの練習に勤しみ、夜は狭い部屋で大して楽しくなさげにダンス。たまにその辺の人が飛鮫に襲われる。大した意味もなく前作の映像が使い回される。次から次へと知らん人が現れては怪しい独り言を延々吐いてたり、水着美女を盗撮して喜んでたりする。クソシャといいポロニアといい高確率で盗撮メガネ野郎が登場するのは一体どういう現象なのでしょうか。



クライマックスではバレーボールチームとは何の関係もない元格闘家ぽいおじさんのシャワーマンが飛鮫の群れと激しく格闘。ダスティン・ファーガソン史上初めてと言っても過言ではない「観客を楽しませよう」精神を感じる素晴らしいシーンでした。そこだけ「サメお」みたいなノリだったな…。このシャワーマンを主人公にすればいいのに、なんであんなどうでもいいおばちゃんチームが主役になっているのか。あの人たち、飛鮫を見てすぐ車に乗って逃げ出してそのまま終わったし。ちょっとくらい飛鮫と関わってほしいものです。それはそれとしてシャワーマンって何だよ。




「サメデターZ:飛鮫」(Amazon Prime Video)


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