「デッド・フライト~人喰い蜘蛛の巣~」 感想 見上げてごらん飛行機蜘蛛

概要

原題:spiders on plane

製作:2024年イギリス

配信:マイシアターD.D.

監督:ベン・J・ウィリアムズ

出演:アレクサンドラ・デカルヴェー/ローレン・バッド/ライラ・ラッソ


どこかの山でハイキングをしようと飛行機に乗り込んだ若者たち。だが、その飛行機には秘密裏に開発された恐るべきクモ型生体兵器がものすごく雑に積まれていた。乱気流の揺れでコンテナがいともたやすくひっくり返り、数百匹に及ぶそれがあっさり流出。飛行機は途方もない大惨劇に見舞われてしまう…


予告編

感想



「ディープ・インパクト2025」

「津波シャーク」

の監督による新作クモ航空パニック映画。

itn distribution、U-NEXT399P。



ということでいつも通り途方もなくひどいクソ映画を期待して鑑賞してみたわけですが、これがどうしたことが案外真っ当な作りになっているではないですか。ちゃんと飛んでるジャンボジェット機の中でクモが暴れるモンスターパニックに見える!というだけでも充分すごい。



少なくともちゃんとしたセットを借りているし、面倒なクモのCGも大中小サイズばっちり揃えてそれなりによく出来てるし、わりと金がかかっている感がありますよ。ツッコミどころはかなりあるとはいえ、それでも津波シャークの10分の1くらいです。



そもそもクモ映画はごく一部の例外を除いてマジでロクなのがないドブカスジャンルなので、相対的には平均より上のクオリティであると言えます。itnの映画としては紛れもなくトップクラスです。



それでよく見ると前2作は

「監督:ベン・J・ウィリアムズ/タイラー=ジェームズ」

だったのが今回はベンだけになっているんですよね。ひとりで監督している方が出来が良い。つまり…足を引っ張っていたのはタイラー=ジェームズの方だった!?という驚愕の事実が明らかに。



しかし…「タイムハント」の時も同じこと書いたんですけど、中途半端にクオリティアップされてもクソ映画マニア的にはむしろ面白くなくなったと言わざるを得ないんですよね。どう考えても津波シャークとディープ・インパクト2025の方が圧倒的に記憶に残る尖った作品だったんですよ。そのトゲをマイルドにされても…っていう。その点で言うと今後はタイラー=ジェームズ監督の方に期待した方がいいのかなと思います。それはそうと、なんでこれ「スパイダー・フライト」っていう邦題にしなかったんでしょうね。





「デッド・フライト~人喰い蜘蛛の巣~」(Amazon Prime Video)



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