「地獄の木馬」 感想 秘技一角獣手裏剣

概要

原題:CAROUSHELL

製作:2016年アメリカ

発売:NISIKURA-EX

監督:スティーヴ・ルジンスキー

出演:スティーブ・リンピチ/セ・マリー・ヴォルク/ヘイリー・マディソン/クリス・プラウド/スティーヴ・ルジンスキー


遊園地のメリーゴーランドの中に、なぜか自我を持っている木馬がひとつあった。彼の名はデュークと言った。ある日、クソガキにハナクソをなすりつけられたデュークは怒りのあまりメリーゴーランドから飛び出し、目に付いたクソ人間どもを次々と血祭りに上げていく。あの憎いハナクソガキがいるパーティ会場を目指して…


予告編

感想 



いつものようにコンマビジョン通販でDVD予約してたんだけど、発売する前に刺激ストロングで配信が始まっていた馬ホラーコメディ。



登場するメインモンスターが史上初の馬!?

いや、ユニコーンか!

どっちにしろ久々の草食動物系パニック映画だ!!

と期待は高まるばかりでしたが、そうは言っても木馬なのでアニマルパニックというよりは「キラー・マネキン」を彷彿とさせる雰囲気の作品でした。いやまあ、あれよりは圧倒的に面白かったですよ。こっちの木馬も動けないけど、動かされてはいますからね。




子供のハナクソでキレた木馬が合成で空中浮遊するという一見Z級レベルの安っぽさなのに、スプラッター描写だけは「そこまでしなくてもいいのでは?」と驚いてしまうほど力が入りまくっているのが印象的でした。そこだけは一切妥協抜きの本気魂を感じましたね。血糊はリアルに噴き頭は割れ肉は裂け臓物は飛び、とどめは目から怪光線で焼かれる!他の部分は妥協しまくりなので余計に際立ちます。いや、合成空中浮遊もわりと綺麗で違和感は少ない方ですが。



キルカウントが多いうえにやたらバラエティに富んでおり、それだけで飽きさせないように作られているのが素晴らしい。ちなみに私が一番好きな殺人シーンは木馬が手裏剣を投げつけてくるところです。木馬がね。これに限らず、およそ木馬がやれるわけないであろうことばかりやってくるのが面白味になっています。



それ以外は超絶アホ揃いの登場人物たちがひたすら途方もなく下らない会話をして笑わせようとしてくるわけですが、その辺は微妙に乗り切れなかった感。「タイニー・ユニ」とかいう架空なのか実際にあるのかよくわからないアニメ絡みのネタが多くて時々置いていかれ気味になるのです。それだけがちょっと惜しかったかな。とはいえ充分楽しめたので既に本国では公開済みの2作目・3作目もぜひ輸入していただきたいなと思いました。







「地獄の木馬」(Amazon Prime Video)


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