「おっぱいゾンビ」 感想 英国映画界がもらした排泄物

概要

原題:Zombie Women of Satan

製作:2009年イギリス

発売:JVD

監督:ウォーレン・スピード/スティーブ・オブライアン

出演:ビクトリア・ホプキンス/クリスティン・スティール/シーモア・マース/ケイト・ソウルスバイ/ジョー・ニコルソン/ウォーレン・スピード


なんか怪しい研究をしていたヘンリー博士は、ゾンビ化薬を開発してしまう。娘が集めてきた女性たちにその薬をうっかり飲ませてしまい、博士宅はゾンビであふれかえる事態に。一方その頃、ラジオDJの息子が旅芸人の一座を呼んでインタビューをしていた。


予告編

予告編が見当たらなくて代わりにこんなのがあったんだけど、まさか2作目があるのか?


感想




lettuce702店長イチオシの英国産ゾンビ映画。

布教するためにわざわざプレミア価格でDVDを入手するほど好きなんだそうです。

どこにそんな需要があってプレミア価格になっているのか?



それで観せていただいたところ、確実に過去最悪クラスにフケツでお下品なゾンビ映画でした。どうしようもない。これは本当にどうしようもない! 二重の意味で完全なるクソ映画で、言うなればイギリス映画界がもらした排泄物。



いや…あまりにも(下に)突き抜けているのでそれはそれで確かに面白い光景ではありましたが。世の中色んな人がいるもんだなと改めて感心しました。まあでもここまで徹底的にやりきればハマる人はハマるでしょうね。端的に言って相当どうかしてますからね。そのどうかしているぶりを愉しむことができるならば…



何がどのようにお下品なのか具体的に解説してしまうとGoogle神にアカBANされかねないので控えますが、とにかく隙あらばしょうもない下ネタを執拗に連打してバッチイものを画面に映しまくる。とりあえずご飯を食べながら観るべきではありません。また、一般の方を巻き込んで観るのもやめた方が良いと思われます。というかうっかり巻き込んでしまったのですが、相当ゲンナリしてましたからね。ぐれんさんこの度は変な物をお見せして大変申し訳ございませんでした。



それだけでもアレなのに販売元がJVDですから、ローカライズまでもがとんでもなくふざけたものになっています。吹き替えは酒を飲みながらひたすら悪ノリでアドリブしているとしか思えない内容でいつにも増してひどい。「答えはどちらもレインボー色だ」とかはちょっと笑ってしまったけども。そのうえやけに安っぽいバラエティ番組みたいなBGMがかかりまくるなあ…と思ってたら、吹き替え音源オリジナルBGMだったのでそれもJVDが勝手に入れたのでしょう。製作者も販売元もやりたい放題すぎる!



とはいえそれはそれで内容にマッチしているんですよね。マイナスにマイナスが掛け合わされてプラスになる勢いで。字幕だとマジメなセリフを言うことの多い生肉軍団の座長も、吹き替えだと超絶イカれた脳内ドピンクサイコ下ネタオヤジでしかない。これが英国紳士の行き着く先なのか。しかし大人しい字幕より絶対そっちの方が面白い。一番面白かったのは主役のピエロにうっかりチェーンソーで真っ二つにされるシーンでしたがね。



ピエロとゾンビのバトルが始まると女の子が後ろでポンポン持って応援し出すあたりとかは普通に笑えるんですよ。なのでその手のお笑いをもっと追求していればレインボー色のクソ映画になれそうな気配もあったんです。が、最も記憶に残るシーンがゼウスの執拗なキジ撃ち(隠語)シーンという時点で、もはやその権利を自ら投げ捨てたも同然のロックなクソ映画でした。




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