半導体部品不足の中、新車を購入した話


映画と全然関係ない雑談ですが、6年ぶりに新車を購入し本日納車されました。

スバルのインプレッサG4 AWD 2.0i-Lです。

(先代のインプレッサスポーツ AWD 2.0iからの乗り換え)




サファイアブルーとかいう不人気レアカラーを選びました。

G4自体もスバル車の中では圧倒的不人気。

世間がすごい勢いでセダン離れしているからしょうがないけど。



この型(5世代目)インプレッサは2016年10月発売。すでに6年が経過しモデル末期のF型。遅くとも来年にはフルモデルチェンジするという噂を聞きます。



なので、買い替えは来年以降にしようと考えていたのですが、どうもコロナ禍以降は車業界の雲行きが怪しい。半導体不足や上海ロックダウンなどの影響でどのメーカーも生産が思うようにいかず、納期が半年やら1年単位にまで伸びているとかいうではないですか。そのうち解決するだろうと思って静観していたものの、一向にその気配がない。



しかも今年になってから著しい円安とインフレで現金の価値は落ちていき、戦争の影響で原材料も高騰。車の値上がりは必至です。というか既に値上げがアナウンスされています。幸い米国株投資で車一台分くらいの利益は出ていたので、今のうちに買っちまえ!!という気分になってしまいました。ちなみに納車待ち期間は思ったより短く、3か月で済みました。やっぱ不人気車だから?



昨今のSUVブームの影響でスバルではインプレッサよりもその派生車種であるXVの方が断然売れており、ついに次期モデルではXVが先に開発されるとの情報が。つまりインプレッサの方がXVの派生車種、オマケ扱いに格下げ(?)されてしまうようです。豪雪地に住んでてなんだけどSUVより車高の低い車の方が好きなんですよね。積雪路で支障がない範囲で選ぶ必要はありますが。





↑最低地上高130mm。

先代インプは145mmあったので積雪路にはやや不安が残るか。

アプローチアングルは大して変わらないっぽいですが。



…で、乗ってみた感想ですが、これは実に素晴らしい…。

内外装の質感の高さ、静粛性の高さ、乗り心地の良さ、

どっしりした重厚感、優れた直進安定性、滑らかな走り、

曲がるのが楽しくなるハンドリング、

それら全ての要素が激しくグレードアップしており、総合すると先代インプとは全く次元の違うクオリティになったと感じられます。





今まで何度か初期型のベースグレード(1.6i-L)には代車で乗ったことがあったんですが、その時はここまで感動しなかったんですよね。数回の年次改良を経て熟成されたF型の2.0i-Lだからこれほどまでに洗練された質感の高さを感じられたのでしょうか。G4とスポーツの違いも少しはあるのかな?



唯一最大の弱点はやはり燃費で、そこは先代とあまり変わらないっぽいです。

多分リッター10km前後といったところでしょう。

あとはサイズが若干気になりますね。全幅1775mmの全長4640mmはまあ許容範囲内ではあるものの、これ以上でかい車には乗りたくないなあ…と思うギリギリの線。今後フルモデルチェンジしても更なるサイズアップはしないでほしいかなと思います。


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