「バーニング・ライズ」 感想 ジョン・マーロウスキー渾身?の駄作

概要

原題:Burning Lies

製作:2021年アメリカ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:ジョン・マーロウスキー

出演:アニカ・フォスター/ジェイミー・ロイ/マーク・ハプカ/アレックス・トランブル/アシュリン・イェニー


両親が火事で亡くなり、故郷へ帰ってきたヘザー。だが、意地悪な義姉によって葬儀はすでに済まされた後だった。気晴らしに自転車を借り、山道を下っているとブレーキが故障。危うく崖から転落しそうなところを高校時代の同級生ベンに救われる。その様子が動画で拡散され、一躍町内の有名人となったヘザーとベン。だが、そんな彼らをヘザーの別れた元夫リチャードが陰から見つめていた…


予告編

感想



「監督・製作・脚本・撮影:ジョン・マーロウスキーということで珍作映画マニアとしてはかなり期待していたテレビ映画。



…が、なんかもう果てしなくどうでもいい駄凡作でした。

一人四役とやけに気合が入ってるし、カッコいいタイトルだしでさぞかし濃ゆいマーロウスキー臭が愉しめるのかと思ったのに何なんだあ、これは…



ストーリーは限りなくいつものReelOne的な白人中年女性向けサスペンスで、主人公ヘザーがイジワルな腹違いの姉にイジメられてたり、マッチョ&イケメン化したかつての同級生ベンとのロマンス的な展開が盛り込まれていたりとベッタベタ。なぜこうもひねりがないのか。ヒマな奥様もたまには違う展開が見たいでしょうよ。



そんな中ヘザーの自転車やBMWに罠を仕掛けてくるストーカーが!その正体は別れた元夫なのか!?というサスペンス展開で引っ張るわけですが、こう限られた登場人物しかいない状況では別に誰が犯人であっても驚きはないし、動機にしても実に…実にくそしょうもない。一体何が「バーニング・ライズ」だというのか。別にネタバレとかどうでもいいくらい面白くないから書いちゃうけど、家を燃やして保険金を頂こうってだけの話だった。



確かにジョン・マーロウスキーの作品で本当に面白かったと言えるのは「ザ・テスト 護身術」だけなんですけどね。とはいえ「バッド・ツイン」とか「事故物件」とか他のやつも突拍子のないポンコツ電波描写が多々あったりして本作よりはずっと印象に残るテレビ映画だったんですよ。それを考えると本作は「予算ないし一人で四役こなすしかないか、でもめんどくせえなあ…テキトーにやっつけるか」みたいなノリで作ったようにしか見えませんでした。


まあ、本作でも一応自転車事故で崖から落ちそうになるシーンとかはテレビ映画にしてはわりと攻めてる描写ではありましたけどね…。

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