「潜む森」 感想 そんなに潜んでもなかった

概要

原題:Lurking Woods

製作:2018年オーストラリア

配信:アマゾンプライムビデオ

監督:リサール・ハリム

出演:ホープ・デバネー/トロイ・カワード/クロエ・ブラウン


殺人鬼が若者たちを次々に襲う!大学卒業後、1年ぶりに再会した男女6人。素晴らしい景色と開放的な雰囲気で休日を楽しんでいると、女性陣から夜を一緒に過ごす相手を決める、森に隠された宝探しゲームが提案される。開始後、スコットを待つアリスだったが突如、何者かに襲われてしまう。

(↑アマゾン商品紹介より)

予告編

感想





本日からアマプラで配信開始の新作ホラー。

暗黒と絶望のミッドナイトリリーシング印。


大学卒業後、男3人女3人の友人グループがどっかの山小屋へ遊びにやってくる。それぞれ夜を過ごす相手を決めるために宝探しゲームを始めるが、そこにブギーマンのパチモンのようなショボイ殺人鬼が襲ってくる…という話。



本作、インディーズっぽい映画のわりに映像が綺麗です。けっこう高級な機材でも使って撮っているのでしょうか。そのおかげか限りなく地雷臭い内容のわりにはけっこう見栄えのする仕上がりだったような気がしないでもない。



しかしいかに高精細な映像であろうと中身がこうも貧弱ではやっぱり厳しい。若者たちが宝探しゲームに興じるくだりは極めて虚無的であるし、そこへ襲ってくる殺人鬼の体形もやけに細っこくてむちゃくちゃ弱そう。あんなモヤシ殺人鬼なら私でも倒せるのではないかと思ってしまいます。



以下わりとどうでもいいネタバレ



殺人鬼の戦闘力はともかく、その正体に意外性を持たせようと努力した雰囲気はうかがえました。殺人鬼ホラーっていうよりクローズドサークルもののミステリのつもりだったのかもしれませんね。でも悲しいことに大して意外な正体でもないんだよなあ…。



それより動機の方がちょっとアレで、「自分はがんばって陰キャからお前らのグループに入れたけども、女の子には全然モテなくて悔しい!すぐ女の子をナンパしちゃうお前らムカつくからぶっ殺すわ!」っていうスゲーしょうもないやつだったのがもうね。



高校生グループとかせめて大学在学中ならまだしも卒業して1年も経ってるのにそんな動機で殺人事件を起こすのはいかがなものか。しかも1人だけならまだしも犯人2人組だし。彼らにとってはナンパは殺人よりもハードルが高かったと。何が原因で彼らはそこまでこじらせてしまったのでしょうか。



いや別にそういうのもアリだけど、だったら女の子たちまで嬉々として殺してたのは一体何なんですかね。ナンパ野郎共だけ殺処分すべきだったんじゃないのかなあ。それともビッチはいらないとかそういう話だったのでしょうか。何か見逃したかな。まあ、これでもアマプラ&ミッドナイトリリーシングにしてはまだ分かりやすく観易い方でよかったです。

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