「アルティメット・ソルジャー」 感想 不死身だけど燃やせば倒せるけど燃やさないよ

概要

原題:Invincible
製作:2020年アメリカ
発売:AMGエンタテイメント
監督:ダニエル・ジリーリ
出演:ジョニー・ストロング/マルコ・サロール/マイケル・パレ/ロン・スムーレンバーグ/ウラジミール・クリッチ/サリー・カークランド

戦場で悲惨な死を遂げた兵士ブロック。彼はアメリカ国防総省がバイオテクノロジーを駆使して、極秘に開発した究極の兵士として蘇った。だが、ブロックは邪悪な意思を持って暴走し、最強の殺戮兵士として世に解き放たれてしまう。政府はこの事実を闇に葬るために、ブロックの暗殺を計画。ブロックと対峙し瀕死の重症を負った敏腕ボディガードのキャムを究極の兵士として蘇らせた。究極の戦闘能力を持つ、不死身の男たちの終わりなき闘いが始まった。
(↑AMGエンタテイメントHPより)

予告編



感想





主役の人が愉快な姿勢で二丁拳銃を決めているこのジャケット…
コミカルで楽しそうなアクション映画に見えます。

設定をみると、改造された不死身の兵士と同じく改造された不死身のボディガードが戦うってことで「ユニバーサル・ソルジャー」を思わせる内容。宣伝でも「ユニバーサル・ソルジャーを超える激闘!」とか大ボラ吹いてます。主演の二人は全然知らない人ですが。

おまけにまたしてもマイケル・パレが出ている。3番目にクレジットされているということはそこそこ出番があるのではないか?



しかし実際に見てみるとこれらの淡い期待を完膚なきまでに裏切る、非常にショボすぎる内容です。普段からクソショボ映画ばっかり見てる私でもちょっと驚くほどのショボショボ映画っぷりなので普通の人が見たらちょっと引くかもしれません。言いすぎかな。

一応本作はアクション映画のはずなんですが、殴っても当たってるように見えないし、ナイフで切り付けても切れてるように見えないし、銃撃を受けて倒れてもタマが当たってるように見えない。驚愕のスカスカアクションです。お遊戯会なら幼稚園でやってくれたまえとイヤミの一つも言いたくなりますよ。

しかも別に複雑なストーリーでも何でもないのに、話の流れもいちいちおかしい。たとえ素人が脚本を書いたとしてもなかなかここまでひどくはならないと思うんですが。ツッコミどころがあまりにも多すぎてとてもじゃないけど全部は書ききれません。不死身の兵士はヤケドに弱いから燃やせば倒せるってことで燃やそうとするんだけど、結局「俺は味方なんだぞ!」とかほざいて助けちゃうし主人公は何がしたかったのか。肝心の悪の黒幕は清々しいほど完全にスルーしてるし。

全体の流れだけじゃなく細かい会話の流れすら違和感ありまくりでまともに楽しめる気がしません。真剣に観ていると頭がおかしくなりそうです。

さらに、マイケル・パレは序盤で上司に電話を取り次いだだけで出番終了。もうちょいましな役はなかったのか。そんな役なら私でもできそうなんですが。一体何のために出てきたんですかね。箔付けのためかな。今のパレが出たところで何の箔にもならんと思うんですが。せめて裏切らせろよ。もしくは悪の黒幕役にしてやるとかさ。どうせ黒幕も1分くらいしか出番なかったんだし。小遣い稼ぎだとしてもそれで出演料いくらとってるの? 50ドルくらいですか?

まあそんな感じでかなりヤバ目の映画なので常人は近寄らない方が無難でしょう。クソ映画マニアの方はぜひレンタルしてみてください。

コメント

  1. 予告を見る限りはそこまでひどいアクションには見えませんがそんな事はないのですね
    毎度のことながらどんな酷い映画もそれなりに面白そうに見せる予告の編集者は見事な仕事ぶりです

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  2. コメントありがとうございます。
    そう言われて初めて予告編観てみましたが、確かに予告だとスピーディですごく面白そうなアクション映画に見えますね。
    いや、実は私が寝ぼけていただけで本編も本当は素晴らしいアクション映画だったんじゃないかという気がしてきました。
    なので、気になったら私の言うことなど気にせず観てみてください。
    やっぱりダメな映画だったとしても責任はとれませんが…

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