「パンダのすごい世界」 感想 そこまで入れ込む中国人の方がすごい

概要

原題:熊猫奇遇記

製作:2025年中国

配給:アンプラグド

監督:ビボ・リャン

出演:パンダ


四川省、北京、香港に点在するパンダ保護研究センターに暮らすジャイアントパンダたちに密着。表情から性格まで、それぞれ異なる個性を持つパンダの生活や繁殖、保護活動など、動物園では見ることができない姿はもちろん、800万年にも及ぶ歴史にまで迫る。

(U-NEXTより)


予告編


感想



中国製のパンダ密着ネイチャードキュメンタリー。

まあ、私だってたまにはこういうのを見る時もありますよ。

U-NEXT399Pで鑑賞。



パンダたちの誕生から成長を追い続け、最終的にはお年寄りになって介護されるまでをじっくりお見せしてくれる。画面がパンダまみれでパンダ好きにはたまらないものがあるでしょうね。私もパンダにさわれるものならさわってみたいです。が、たぶん他の人に比べたらそこまでパンダ好きじゃない方かなーと思います。中国にパンダを返還すると聞いても「中国との関係が悪化したのか」としか思わないし、せいぜい鉄拳シリーズでたまにパンダを使って遊んでたくらいの温度感。どちらかといえばクマの方を使ってますね。



それにしても、ただかわいいかわいいだけではなくまさか現役を退いたパンダの介護までああも献身的にやっているとは…。中国人はパンダの化石を探して洞窟に潜ったり、パンダの健康のためにCTスキャンまで撮ってたり、生育の研究風景なんかを見ても異常なほどパンダに入れ込んでますね。人間よりよっぽど大事に扱っている。湯水のようにカネと人材を投入しているように見えました。そして中国でも一般市民がパンダを見るために施設へ怒涛の勢いで押し寄せている。みんなそこまでパンダが見たいのか…



「笹を食べている姿は、

まるでバレエを踊っているかのようです」



ど、どの辺がそう見えた…?



気になっていたパンダ外交についてはあまり掘り下げられず、あっさり目。しかしただ「かわいくて貴重」というだけで外交手段にまでなっちゃうのだから理不尽なものです。パンダの外見も生存戦略のうちと思われますが…。かわいさが保護活動や人気にどれだけ影響しているのか。たとえばもしパンダの外見だけをハダカデバネズミと入れ替えたらどうなるんですかね? 多分動物園にもそれほど客は押し寄せないし、外国にも「別にいらないかな…」と言われそうだし、献身的な介護までは受けられない気がします。ルッキズム反対と口では言いつつ人間はカワイイものを贔屓しまくってしまう。世の中難しいものですね。





「パンダのすごい世界」(Amazon Prime Video)



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