「殺人豚」 感想 人間なんて豚の餌

概要

原題:PIGS

製作:1973年アメリカ

配信:U-NEXT

監督:マーク・ローレンス 

出演:トニー・ローレンス/マーク・ローレンス/ジェシー・ヴィント 


テキサスのド田舎に流れてきた若い女性リンは、たまたま見つけたカフェで住み込みウェイトレスの仕事を得る。だが、そこのオーナーであるザンブリーニは裏で人間の遺体を豚に喰わせるとんでもない豚野郎だった…



予告編


予告は無し。

感想



最近U-NEXTに追加された脅威の殺人豚パニック映画。

…と思ったんですが、実際観てみると豚が人を殺す場面はひとつもありませんでした。殺人豚っていうか殺人女でした。ちなみにアマゾンで「殺人豚」と検索しても勝手に「殺人鬼」に替えられます。いつも思うけどなんでそんな余計な事するかなあ。鬼と豚を間違えるわけがないのに。



内容としては親の虐待に端を発する陰鬱なサイコホラー。しかしそういう時代だったのか何なのか知りませんが、主題歌やBGMの主旋律の背後でやたらビョンビョンビョンビョン気の抜ける音が鳴りまくっていて笑えます。映像や演出にコミカルなところは全く無いのに劇伴だけで笑えるという奇妙な感覚。かと思えばマジで嫌がらせかっていうレベルで耳障りな豚の鳴き声が異常な大音量で鳴り響き、鼓膜を痛めつけてくれます。もはや豚は遺体処理係兼ジャンプスケア担当みたいな感じです。



ザンブリーニはとんでもないド田舎のボロ家でカフェをやってるわけですが、全編通して客がたったのふたりしか来ていません。あんな陰気臭いジジイがやってる店なんて普通行きたくないし雇われたくもないから仕方がない。住み込みはいいが部屋がボロすぎて住みたくない。殺人女とはいえあれで文句を言わずに寝泊まりしているリンがすごいのか、そういう時代だっただけなのか…。ザンブリーニの本職は養豚業でカフェはただのエサ集めだったにしろ、それで食っていけてる時点で結構すごい奴かもなあと思ってしまいました。ちなみに本筋の事件はどうでも良すぎて何も感想を言う気が起きなかったです。





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