概要
原題:ASTEROID VS EARTH
製作:2014年アメリカ
発売:プライムウェーブ
監督:クリストファー・レイ
出演:ティア・カレル/ロバート・ダヴィ
ある日、学生インターンが地球に接近する小惑星を発見。それは数日後に地球を滅ぼすものだった。各国政府は核ミサイルを発射するが、焼け石に水。そこでインターンが途方もない解決案を提示する。それは、ヤップ海溝に核爆弾をぶち込んでマグニチュード18の超絶巨大地震を起こし、地球の軌道をずらして小惑星をかわそうというものであった…
予告編
感想
最近、偽アルマゲドンシリーズの旧作を何となく見直しております。その中でもこれは最高傑作と言える素晴らしい珍作でした。
地球に小惑星が激突しそう!
さあどうする!?
っていう至極ありふれた状況に対し、
マグニチュード18規模の超絶大地震を起こせば
衝撃で地球の軌道がズレるから
小惑星をかわせる!!!
だなんて発想は普通出てきませんからね。小学生でもそんなアホなことは言わないと思いますよ。だからこそ、この映画は面白いんです。そんな地震を起こしたらそれだけで地球が崩壊するとか、軌道を外れたら環境が激変するとか、そんな大人げないツッコミを入れてはいけません。作中でも
「人類の半分以上が死滅する作戦だ」
とか言ってたし、これはそんな究極の選択を描いたパニック映画なのです。半分で済むか?
核爆弾でマグニチュード18の地震を起こすという途方もないミッションに挑むのは、潜水艦ポーク。これって日本語だと「潜水艦豚肉」っていうネーミングなんでしょうか?
しかし海底での極限状況、ただでさえ困難なミッションなのに中国からの攻撃があったりで潜水艦を真っ二つにせざるを得なくなります。別にセパレート式でも何でもないただの原子力潜水艦をむりやり真っ二つに割ってもわりと平気でミッションを継続するクルーたちの勇姿には感動を禁じ得ません。なんで浸水しないんだ?とか、動力源はどうなってんだ?とか、そんな野暮なツッコミを入れてはいけないのです。
半分になった潜水艦で主人公が奮闘する一方、その親友がなぜか核弾頭を持ってウロウロするパートが並行して進みます。何やかんやでサイパン島の火山に核弾頭を投げ込まねばならない状況に追い込まれるのですが、そのパートも途方もなく凄い。まずサイパン島に火山しかない。あそこは人気のある観光地だと思ってたけど、この世界では違ったようです。まあでも行ったことないからなあ。実は本当に火山しかないのかもしれん。彼はそんなところに重たい核弾頭を持って泳いで上陸。上陸したらしたで、浜辺からいきなり地雷原スタート。波打ち際なのに地雷原。仲間のメタル君が踏んでしまい、「メタルーー!!」とみんなで悲壮な叫び。いやー本当に変な映画で良かった。
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