概要
原題:Bleach
製作:2022年アメリカ
配信:トランスワールドアソシエイツ
監督:マイケル・エドモンズ
出演:マーク・ジャスティス/エリック・ロバーツ/タラ・リード
ある日、バーテンダーのジョナはモーテルの近くで女に声をかける。女の名前はフランチェスカで、チェコスロバキアから来たという。その夜、バーに来たフランチェスカに、ジョナは気前よくウォッカをおごる。そこにジョナと親密な女友達・ケイトが現れ…。
(↑U-NEXTより)
予告編
感想
ロクデナシの父親に虐待されたあげく借金のカタにエリック・ロバーツに売られ、案の定歪んだ大人に育ってしまった男ジョナがイカれたマフィアのボスに頼まれてスナッフフィルムを撮影するが、何やかんやあって全身漂白剤まみれになってしまうというだいぶイカれた謎映画。
U-NEXT399pで鑑賞しました。
上記のように内容をまとめてみたものの、今日は予想外の大雪で車に乗れず疲れていたのもあって途中かなり寝てしまいました。なのでもしかしたら全然違うお話だったのかもしれませんが、一応エリック・ロバーツとタラ・リードが出ているシーンだけは頑張って起きていたので多分大丈夫でしょう。ちなみにエリック・ロバーツはいつも通り悪辣なビジネスマン役で出演時間は5分くらいでした。
主人公ジョナはエリック・ロバーツに引き取られたせいで恐ろしくサイコな男になってしまうわけですが、マフィアのボスに頼まれて?スナッフフィルムをノリノリで撮影するあたりまではまあまあよくいる普通のサイコ野郎に過ぎません。が、夢の中でタラ・リードになんかされたせいで異常におかしくなってしまい、ブリーチを浴びたり飲んだりして自分自身を漂白し始めます。
まあ中盤あたりは寝落ちしていたので実際タラ・リードのせいかどうかは断言できないんですが、とにかくイメージ先行の作品のようで悪魔とか悪魔のようなトップレスの女性とかがたびたび出てきては悪魔的な振る舞いをします。あくまで脳内世界っぽいですが。それはさておき、ジョナが漂白剤を浴びて全身白くただれた状態にブリーフ一丁で、さらに漂白剤をグビグビ飲みながらマフィアのボスの前へ現れるクライマックスはなかなかのインパクトがあります。確実にこの映画でしか観られない異様な光景。
しかもそこに警察が現れて銃撃戦が勃発するも、すごいヘナヘナした手つきで二丁拳銃を乱射するボスの姿が笑いを誘う。何をどこまで真面目に作っているのかよく分からない映画です。珍作は珍作だけど、個人的にはあまりテンションが上がるタイプの珍しさではなかったかな。日本ではもちろんまだ誰一人観ていない作品ですが、海外の感想を漁ってみるとすごく面白いものがあったのでご紹介します。
(https://letterboxd.com/film/bleach-2022-1/crew/)
「ブリーチ 悪魔に囁かれて」(Amazon Prime Video)

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